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20. 紅白歌合戦 (ジャニーズ編)  

 年末恒例の紅白歌合戦。ジャニーズの歴史を調べてみた。僕の世代はやはりたのきんトリオからなので、1980年の田原俊彦初登場からの年表としたい。

田原俊彦近藤真彦少年隊光GENJI男闘呼組忍者SMAPTOKIONYC Boys関ジャニ∞Sexy ZoneV6
80 哀愁でいと
81悲しみTOOヤングギンギラギンにさりげなく
82誘惑スレスレホレたぜ!乾杯
83さらば・・・夏ためいきロ・カ・ビ・リ・ー
84チャールストンにはまだ早いケジメなさい
85華麗なる賭けヨイショッ!
86あッ青春仮面舞踏会
87愚か者君だけに
88あぁ、グッとじれったいねメドレーDAYBREAK
89まいったネ今夜太陽がいっぱいTIME ZONE
90FUNKY FLUSHIN’COCOROお祭り忍者
91MASK’91WINNING RUNCan’t Stop−Loving−
92太陽のあいつリラの咲くころバルセロナへ雪が降ってきた
93服部良一メドレー勇気100%$10
94がんばりましょうLOVE YOU ONLY
95胸騒ぎ’96風になって
96ミッドナイト・シャッフルSHAKEありがとう・・・勇気
97ダイナマイトセロリ!
(中居司会)
フラれて元気
98夜空ノムコウ
(中居司会)
LOVE&PEACE
99FLY愛の嵐
00らいおんハートみんなでワーッハッハ!
01メッセージ
02freebird 02花唄
03世界に一つだけの花(大トリ)AMBITIOUS JAPAN!
04自分のために
05Triangle(大トリ)明日を目指して!
06ありがとう
(中居司会)
宙船(そらふね)
07弾丸ファイター 紅白SP
(中居紅組司会)
青 春(SEI SYuN)
08この瞬間、きっと夢じゃない
(中居司会)
雨傘
09そっときゅっと〜世界に一つだけの花
(中居司会)
太陽と砂漠のバラ紅白スペシャルメドレーNYCスペシャル
10This is Love '10 SPメドレー(大トリ)advance2010紅白オリジナルメドレー(5人司会)よく遊びよく学べ100%NYC
11SMAP AID 紅白SP(大トリ)見上げた流星2011紅白スペシャルメドレー(5人司会)100%勇気NYC
12SMAP 2012’SP(大トリ)KIBOUNew Year’s Eve Medley 2012(5人司会)NYC紅白メドレー初紅白!! 全力前進ジャジャジャジャーン!!!」
13Joymap!!AMBITIOUS JAPAN!New Year’s Eve Medley 2013(5人司会)紅白2度目! 呼ばれて飛び出てじぇじぇじぇじぇ!!Sexy平和Zone組曲
14みんなで歌おう!SMAPメドレーLOVE YOU ONLY2014 Thanks Medley(5人司会+トリ)オモイダマ紅白にHITOMEBOREWAになっておどろう
15ギンギラギンにさりげなく(トリ)This is SMAP メドレーAMBITIOUS JAPAN!New Year's Eve Medley前向きスクリーム!ニッポンCha-Cha-Cha チャンピオンザッツ!V6メドレー(イノッチ司会)

 毎年欠かさずに誰かが出場しているところにジャニーズ事務所の底力を感じる。ちなみに70年〜72年はフォーリーブス、73年からは 郷ひろみ が出場しているので30年間途切れずに誰かが出場しているということになる。特に1982年は白組トップバッターがシブがき隊、その後に田原俊彦、近藤真彦と3人連続し、さらに西城秀樹を挟んで郷ひろみが5番目というジャニーズの波状攻撃だ。86年と88年は4組も出場している。男闘呼組や忍者が出場しているのに
THE GOOD−BYEが出場していないのは残念だ。

 ジャニーズはトップバッターを務めることが多い。表の中の
赤字はトップバッターである。20年間で7回だ。司会の加山雄三が「仮面ライダー」と紹介したのは1986年のことだ。さらに特筆すべきは、この表の中には出ていないが、郷ひろみである。77年「悲しきメモリー」、78年「バイブレーション」、79年「マイ・レディー」、80年「How Many いい顔」と4年連続トップバッターという偉業を達成している。ジャニーズとは全然関係ないが、87年のトップバッターが森進一「悲しいけれど」というのはどういう意図が有ったのだろうか。

 ジャニーズでトリを取ったことはまだない。紅組で安室奈美恵が取ったのだから、白組でアイドルが取っても不思議はあるまい。現在最短距離にいるのはSMAPだ。98年と00年でトリの2組前という好位置に着けた。奇しくも2年とも後ろに控えているのは北島三郎と五木ひろしである。過去に遡ると、85年に近藤真彦がトリの4組前だ。このときは、大川栄策→細川たかし→近藤真彦→北島三郎→村田英雄→五木ひろし→森進一というラインナップである。対する紅組も川中美幸→水前寺清子→島倉千代子→八代亜紀→石川さゆり→小林幸子→森昌子というラインナップであり、近藤真彦が浮いてしまっている感は否めない。

 SMAPとTOKIOは巨大な存在であり、V6もKINKIも乗り越えることが出来ないでいる。SMAPやTOKIOを乗り越えて紅白出場を果たすようなグループまたは個人がデビューするのははたしていつだろうか。

なお、作成にあたり「Yeemar’s Home Page」を参考にさせていただきました。



< 追記 2002年1月8日 >
稲垣の不祥事で、01年はSMAPが出場辞退。出場はTOKIO一組だけでした。ジャニーズの出場が1組だけというのは実に久しぶりのこと。



< 追記 2003年1月6日 >
SMAPが2年ぶりに復帰し、TOKIOと2組出場。相変わらずKINKIは出場できず。嵐やタッキーは当分出場できないに違いない。



< 追記 2006年1月3日 >
 昨年と一昨年は更新をサボっておりました。
 SMAPが2回目の大トリを務めた。他にも、出場歌手全員で「世界に一つだけの花」を歌ったため、実質2曲である。「世界に一つだけの花」は大ヒットしたので、大トリでも文句は無いが、「Triangle」は初耳であった。これならサブちゃんか天童よしみの方が相応しかったのではないか、と思う次第である。

 ちなみに、紅白に先んじて発表された「 スキウタ 」で、ジャニーズでランクインしたのは以下の曲であった。トシちゃんとマッチの曲が選ばれなかったのは残念である。今年発売された「BANG!BANG!バカンス!」がランクインするくらいであれば、「哀愁でいと」や「スニーカーぶるーす」がランクインしてもよいのではあるまいか。

スキウタ ジャニーズ編
少年隊仮面舞踏会
SMAP世界に一つだけの花
セロリ
BANG!BANG!バカンス!
夜空ノムコウ
らいおんハート
TOKIOAMBITIOUS JAPAN!
KINKI KIDS硝子の少年



<追記 2007年1月3日>
 SMAPとTOKIOが出場。SMAPは「2006スーパーレビュー」のコーナーで「Dear Woman」も歌った。



<追記 2008年1月4日>
 SMAPとTOKIOが出場。大トリで五木ひろしが「契り」を歌い終わった後、得点を集計する間に出場歌手全員で「世界に一つだけの花」を合唱。五木は複雑な気分だったに違いない。



<追記 2009年1月3日>
 SMAPとTOKIOが出場。嵐が オリコン の2008年シングル作品別売上ランキング1位(「truth/風の向こうへ」)と2位(「One Love」)を獲得したものの、残念ながら出場できなかった。年間シングルの1位、2位独占は宮史郎とぴんからトリオ(73年 「女のみち」「女のねがい」)、ピンクレディー(78年 「UFO」「サウスポー」)、光GENJI(88年 「パラダイス銀河」「ガラスの十代」)、プリンセス・プリンセス(89年 「Diamonds」「世界で一番熱い夏」)についで5組目という快挙。5組中2組がジャニーズというところが、さすがである。



<追記 2010年1月3日>
 SMAPとTOKIOに加え、嵐とNYC Boysが出場。嵐はV6とKINKI KIDSを追い越しての出場であり、NYC Boysに至ってはNEWSやKAT−TUN、関ジャニ∞、タッキー&翼を追い越している。ちなみにNYC Boysは紅白の歌手決定のニュースを見るまで、存在自体を知らなかった。2010年1月3日現在で、ジャニーズの ホームページ にも載っていないようなのだが、どういうことであろうか?
 SMAPはマイケル・ジャクソン追悼のコーナーでダンスを披露。
 2010年は、出場歌手よりもゲストのスーザン・ボイルと矢沢永吉の方が目立った。



<追記 2011年1月3日>
 前年度に引き続き、SMAP、TOKIO、嵐、NYCの4組が登場。嵐は初のグループ司会を務めたが、松下奈緒の方が安心して見ていられたと思う。桑田佳祐のスペシャルコーナーもよかったが、個人的にベストだと思ったのは森進一の「襟裳岬」だ。



<追記 2012年1月1日>
 3年連続でSMAP、TOKIO、嵐、NYCの4組が登場。嵐が2年連続してグループ司会を務めたが、7年ぶりに紅組が勝利した。



<追記 2013年1月20日>
デビュー8年目で関ジャニ∞が初出場。



<追記 2014年1月5日>
NYC Boysに代わってSexy Zoneが初出場。



<追記 2015年1月18日>
V6が1995年のデビュー以来19年、ついに初登場。イノッチが「あさイチ」、岡田が「軍師官兵衛」で活躍したことが評価されたと思われる。



<追記 2016年1月3日>
なんといっても、今回の見所はトップバッターに郷ひろみの「2億4千億の瞳 エクキゾチックジャパン」、そしてトリがマッチの「ギンギラギンにさりげなく」であったことに尽きる。デビュー当初と比較して、マッチの歌唱力は明らかに上達していると思う。


   

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