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21. 紅白歌合戦 (80年代アイドル編)  

 引き続き、女性アイドルも調べてみた。1980年の松田聖子初登場からの年表としたい。

松田聖子河合奈保子中森明菜小泉今日子中山美穂工藤静香
80青い珊瑚礁
81夏の扉スマイル・フォー・ミー
82野ばらのエチュード夏のヒロイン
83ガラスの林檎UNバランス禁区
84Rock’n Rouge唇のプライバシー十戒(1984)渚のはいから人魚
85天使のウィンクデビューミ・アモーレなんてったってアイドル
86瑠璃色の地球ハーフムーン・セレナーデDESIRE夜明けのMEW
87Strawberry Time難破船木枯らしに抱かれて
88MarrakechI MISSED THE SHOCK怪盗ルビイ魔女たち〜WitchesMUGO・ん・・・色っぽい
89VERGIN EYES恋一夜
90愛してるっていわないくちびるから媚薬
91ローザメタモルフォーゼ
92世界中の誰よりきっとめちゃくちゃに泣いてしまいたい
93幸せになるために慟哭
94輝いた季節へ旅立とうただ泣きたくなるのBlue Rose
95メドレー
96あなたに逢いたくて
97
98きらら
99SWEET MEMORIES
00あなたに逢いたくて
01瑠璃色の地球2001
02飾りじゃないのよ涙は
03
04
05
06
07
08
09
10
11上を向いて歩こう(神田沙也加とデュエット)
12
13New Year’s Eve Special Love Song Medley 2013
(クリス・ハートとデュエット))
潮騒のメモリー
14あなたに逢いたくて 〜Missing You〜(大トリ)Rojo—Tierra—
15赤いスイートピー

 意外に小泉今日子の出場回数が少ないのに驚いた。たった5回しか出場しておらず、中山美穂や工藤静香よりも少ない。初出場も84年と言うことで、デビュー3年目だ。
デビュー当初は遅れを取っていたと言うのがここでも実証されている。
 並み居る強豪が揃っている花の82年組を抑えて、三原順子が82年に出場しているのも驚きだ。この歌はまるで記憶がない。歌手だったと言うことすら知らなかった。
 
 82年組の中では松本伊代が出場していないのは残念だ。「センチメンタル・ジャーニー」と「TVの国からキラキラ」で出場できなかったのは惜しい。彼女は女優業にも進出せず、かといって大人のバラードを歌うわけでもなく、アーティストというジャンルにも入らず、ひたすらアイドルという仕事に従事している。先日、日テレの「FUN」で「センチメンタル・ジャーニー」を踊っていた。やや照れくさそうではあったが、何かとても楽しそうだった。

 松田聖子が20年も地位を維持しつづけているのも驚くべきことである。演歌とナツメロ以外で80年と00年の両方に出場するのは他に
郷ひろみだけだ。演歌とナツメロを入れたとしても紅組3人(石川さゆり、小林幸子、八代亜紀)、白組8人(細川たかし、北島三郎、五木ひろし、森進一、前川清、加山雄三、西城秀樹、布施明)という大御所だけである。郷ひろみも松田聖子も離婚などのスキャンダルを軽々と乗り越えて人気を維持している。むしろ商品価値を上げているところがすごい。

 注目していただきたいのは85年だ。まさにアイドル大集結である。この年は白組も田原俊彦、近藤真彦のほかに
吉川晃司チェッカーズCCBが出場している。出場歌手を見ると、見事にアイドルと演歌しかいない。それ以外となると、岩崎宏美、郷ひろみ、沢田研二くらいで、ロックは影も形もない。この頃がアイドル全盛期であった。

なお、作成にあたり「Yeemar’s Home Page」を参考にさせていただきました。



< 追記 02年1月8日 >
松田聖子は出場したものの、3年連続で昔の歌だ。ぜひ、来年は新曲で勝負してもらいたい。



< 追記 03年1月6日 >
松田聖子は年越しライブのため出場せず。かわりに中森明菜が14年ぶりに出場し、「飾りじゃないのよ涙は」を歌った。7回目というのが意外である。



< 追記 06年1月3日 >
 こちらも2年間更新をさぼっておりました。
 ここ3年、80年代アイドルの出場は無し。「 スキウタ 」に「Desire」が入っていたことで、中森明菜がこれを歌うのではないかと噂されていたが、残念ながら出場しなかった。
 ちなみに80年代アイドルのスキウタランクインは以下の7曲であった。両横綱の貫禄といったところか。松田聖子の2曲については異存は無いが、中森明菜の方は「セカンド・ラブ」にランクインして欲しかった。

スキウタ 80年代アイドル
松田聖子青い珊瑚礁
赤いスイートピー
小泉今日子あなたに会えてよかった
中森明菜飾りじゃないのよ涙は
DESIRE
中山美穂世界中の誰よりきっと
岩崎良美タッチ



<追記 07年1月3日>
 4年連続して、80年代アイドルの出場は無し。初出場の今井美樹はデビューが1986年の「黄昏のモノローグ」だそうだが、僕の独断で、アイドルのカテゴリーには含めない。長山洋子も84年に「春はSARASARA」でアイドルとしてデビューしているが、出場はあくまでも演歌歌手としてである。



<追記 08年1月4日>
 あみんがアイドルかどうかは議論が分かれるところであろうが、上の表で82年の欄に掲載していたこともあり、あえてアイドルとして掲載する次第である。ちなみにあみんの名はさだまさしの名曲「パンプキンパイとシナモンティー」の歌詞の中に出てくる喫茶店から取ったものだ。引っ込み思案で照れ屋でまぬけなマスターの恋を歌った名曲である。マスターは36歳独身であることを笑われているが、僕より年下であるということに衝撃を受けた。
 「待つわ」は1982年のオリコン年間シングルチャート第1位を獲得している。ちなみに僕は MORA でこの歌をダウンロードした。



<追記 09年1月3日>
 80年代アイドルの出場はなし。それどころかハロープロジェクトや長山洋子も出場が途切れた。アラフォー世代を対象に80年代アイドル枠を1つ設けてくれないものか。



<追記 10年1月3日>
 80年代アイドルよ、カムバック。



<追記 11年1月3日>
 80年代アイドルの出場はなし。その代り(?)、郷ひろみが復活してメドレーを歌った。



<追記 12年1月1日>
松田聖子が10年ぶりに復活。持ち歌を歌って欲しかった。



<追記 13年1月20日>
アイドルではないものの、プリンセス・プリンセスが「ダイヤモンド」を歌った。



<追記 14年1月5日>
あまちゃんのコーナーで、「潮騒のメモリー」を2番が小泉今日子(天野春子)、3番を薬師丸ひろ子(鈴鹿ひろ美)が熱唱。小泉今日子は25年ぶり、薬師丸ひろ子は初出場。伝説のステージとなった。



<追記 15年1月18日>
 中森明菜が新曲を披露。生番組で歌うのは10年ぶり、公の場に登場するのは4年5か月ぶりとのことだったが、ブランクを感じさせない歌唱だった。松田聖子が大トリを務めるのは初めて、というのは意外だった。薬師丸ひろ子も「Woman"Wの悲劇"より」を熱唱。



<追記 16年1月2日>
松田聖子が2年連続で大トリ。テンポを遅らせる演歌歌手のような歌い方が気になる。

   

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