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モ８０１・モ７８１デビュー　暫定

801 meets 781.

岐阜では違う路線を走っていた両者だが、運命の悪戯なのか、異郷の地で同じ線路の上を仲良く走行することになった。

７８０形が美濃町線に、８００形が岐阜市内線に乗り入れるイベントがあれば、マニアの耳目を集めたと思うのだが、今となっては泡沫（うたかた）の夢。

連結器無しに改造された前面

車庫で見た時は少し違和感を感じたのですが、併用軌道上で見るとこれが結構しっくりきます。
むしろ初めからこのデザインだったかのような印象すら覚えますね。

また、真ん中にスポンサーのロゴが入ったお陰で「顔っぽさ」も幾分軽減された感じ。

モ７８１の後はモ３７０２御大の登場。
マニア達から歓喜の声が上がる。

しかし、この列車は通常ダイヤでの走行。　
つまりこれに当たった一般人はクソ暑い中、天然サウナ電車へ乗る羽目に・・・・

御大の出発に続いて11:08、ついにモ８０１デビュー記念列車が発車。

この運行の折り返し（上り）が営業一番列車になります。

そして12:10駅前発の下り一番列車に乗車。

モ８０１を待ちわびた地元客やマニア、そして沿線の高校へ練習試合？に来た岡崎の女子高生たちをいっぱいに乗せ、遅延気味で出発。
（車内がすいてから撮影）

低床のため外の景色が低い。

さすが空気バネを装備した車両だけあって、乗り心地は従来車両と雲泥の差がある。
東田辺りの悪路に入っても快適な走行を続け、ストレスを全く感じさせない。

氷の上を滑るような感じと言えばいいのか、"Magic Carpet Ride"と言えばいいのか、とにかく同じ路線なのに今までのチンチン電車とは別の交通機関に乗っている感じだ。