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Travel Maker  秋田県

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私の秋田県のイメージ
・なまはげ ・竿灯祭り ・超神ネイガー

地元の方には申し訳ないが秋田県と言われて思い浮かべる上位3位はこれである。
なまはげと竿灯は有名ですが「超神ネイガー」については知らない方のほうが多いと思う、でも私の中では強烈な印象とともに、秋田を代表するヒーローとして今も頭に焼き付いている。

超神ネイガーに関してはリンクフリーでしたのでここに紹介させていただきます、個人的にこれからも応援していきたいと思います。
http://homepage1.nifty.com/nexus/neiger/

さて、実は秋田県は私の母の生まれ故郷でもあり、幼い頃から何度も夏休みに出掛けている為、東北6県の中でも特別な存在なのである。
美里町に親戚もいるし、この近辺の観光地にはだいぶ足を運んだと思われる。


この自然いっぱいな雰囲気が大好きです。左の写真は2007年、真ん中の写真と右の写真は2011年のものです。



直接牛に触れることが出来るのも都会人にとっては貴重な体験です(それにしても角が目に刺さりそうな牛です)

2011年に訪れた際には生まれて間もない子牛もいた。近寄ろうとすると親牛がそれを阻止。



この秋田県編では、この親戚の家を基点に巡った観光地を中心に紹介していこうかと思います。
ただ、それ以外にも秋田県は何度か訪れているので、それも合わせて紹介します。



大曲市(市町村合併により現在は大仙市)


ここは秋田県の真ん中あたりに位置し、道路・鉄道の要所として昔から栄えてきました。
平成大合併より前は秋田県で数少ない「市」であり、秋田県では5番目くらいに規模が大きい場所ではないだろうか。
私も大曲は子供の頃から秋田に来たときにお土産を買ったり花火を見たりしたものでした。そう、大曲と言えば「花火」です。

←?

失礼、花火をうまく撮影する技術が不足してました(^^ゞ
大曲市では毎年お盆明けくらいに職人さんによる花火コンクールのようなものが開催されます。
普通のお祭りの花火などとは違い、職人さん同士が競って順位を争うものなので、審査員による採点評価もあって毎年白熱します。
とにかく花火のレベルが高い!


そうゆうわけで昼間から場所取りをしなければならず、テントを持っていて設営できる私がその役目を負うことになった。
まだ正午くらいだというのにこの混雑はすごい。今夜の花火大会の規模の大きさを物語っています。
中央の写真を見るとわかると思うが仮説トイレの目の前に場所を陣取った。というかここしかなかったのだ・・・・
右の写真には多くの出店を見ることが出来る、もはや一種のお祭り騒ぎであり、この後驚愕の事実を知ることになる。

その事実とは・・・・


見よ!この人ごみの図!
ここ、大曲市の人口は約38000人。
でも例年70万人以上が集まるんです、す、すごい人ごみ・・・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/

つまり普段の20倍もの人口が一気に押し寄せることとなる。これは大曲(大仙市)にとっても一大イベントである。
近年は秋田新幹線も停まるようになったし秋田自動車道の大曲インターも出来た。
だいぶ交通の便は整備されたと思うが、帰りの渋滞が凄まじかった。

花火の写真が無くてすいません・・・・
とにかく市販の花火と違って圧倒的な大きさでした!こんなに花火で感動したのは初めてです、花火だけではなく音楽に合わせて打ち上げる花火など、全般的に「音」と組み合わせる花火がほとんどでした。その美しさはまさに芸術的です。


マイベストオブラーメン


では唐突ですが次にラーメンを紹介しようと思います(笑)
ここ、秋田には今まで食べた中で一番おいしかったラーメンがあります。

大曲駅の近くの病院の目の前にあるラーメン屋さんですが店名は残念ながら覚えてません

そのラーメンは昔は確か「タバスコラーメン」という名前だった気がします。
今は花火に因んで「打ち上げラーメン」という名に変わってしまったようですが、味は全く変わってなく安心した。確かに辛いけど辛いだけではないおいしさがある。この近くに来たときはなるべく寄るようにしています。

激ウマ!

他にもお勧めのラーメンはいくつかありますが、超個人的な意見を述べさせていただくと以下のような候補が上がる。
上から、私の好きなラーメンの順です。

・大曲駅近く病院前の打ち上げラーメン
・くるまやラーメンの味噌ラーメン
・小林屋の味噌ラーメン
・花月のげんこつラーメン

一時期雑誌を見たりしていろんな所のラーメン屋を回ったこともありましたが、結局こうゆうチェーン展開しているラーメンに落ち着いた感じです。
ちなみにいつもラーメン雑誌ランキング上位に位置している「なんつっ亭」ですが私の住んでいる秦野市にあります。
でも人気の割には市内の人間にはたいして人気はなさそうです。
でも好きな人は好きかも。私も嫌いではないけど上記のラーメンには適わない感じです。なんつっ亭のラーメンは九州とんこつ系ですがマー油という黒い油が入っていてだいぶ濃厚な仕上がりになっています。国道246沿いにあって分かり易いので食べたことの無い人は一度来店してみてはどうだろうか。ここの店主は元ヤンキーですが単身熊本にラーメン修行をしにいくほどラーメンに対して情熱を燃やした男の中の漢である。


先程の写真は2007年のものでこの写真は2011年のものです。内容、値段とも変わっていない様子。


さて、いつも長期休みになると旅行で飛び回っているわけですが、この秋田編は親戚の家に泊まったりしてのんびりした感じのレポートになっていると思います。
どこか他の県と違う印象をもたれるかもしれない。
実際にその地を訪れてその地のことを知り、その地での感動を味わうのが旅の醍醐味であると思うが、その地に滞在してみて始めて分かることもある。


いつもの車での旅行ではなかなか気付かない風景である。そこに住んでいる人にとってはこの写真はありふれた水路にしか見えないかもしれない。でも見慣れない私にとってはとても新鮮に見えます。そして水のある風景が好きなので余計気に入っている光景なのです。



昔はよくこのあたりでトンボを乱獲して遊んでいた気がする。
子供の頃はたくさんトンボがいたような気がしますが、ここ最近トンボの数が減ってきているような気がします。私の子供の頃の乱獲が影響したとは思いたくありませんが、なんだか寂しい感じです。
少し残酷な話になりますが、捕まえたトンボは池の鯉にあげるとおいしそうに食べるのでよく池に投げて遊んでました。子供って残酷ですね・・・・


ゆっくり滞在して庭を歩いたりしてみるだけで新鮮な発見がたくさんあります。



抱き返り渓谷




ここは子供の頃から好きで何度も行ってます。渓谷と青い水が美しい抱き返り渓谷、一度足を運んでみてはどうでしょうか。


しっかりと遊歩道が整備されており、ちゃんと観光地化されている。昔はここは観光地ではなかった。

抱き返り渓谷の遊歩道は昔、森林鉄道が通っており、線路が敷かれていた。


上の吊り橋部分は改修こそされているものの、鉄道が通っていた事実がある。
もっとも蒸気機関車などではなく、登りは牛が引いて下りは人がブレーキを操っていたタイプの簡易的な森林鉄道です。
昭和40年代にはほとんどの森林鉄道が廃止され、林道が整備されてトラックによる代替輸送に切り替わっていく。
右の写真に映るものは鉄道時代の橋梁跡だと思われる。この道はなんども豪雨による崩落を繰り返し、現在の遊歩道は改修に改修を重ねたものである。


ここの水の色がやたらに青いのは田沢湖の毒素によるもの。昔は田沢湖も相当な透明度を誇る綺麗な湖だったが発電所の建設のため、別の水系である玉川を引き入れたことが原因で、田沢湖の魚はほぼ全滅してしまいました。
近年、その毒素を中和する為の活動が行われているようですが、まだ完全には終わっていないようです。
ちなみに田沢湖は日本一深い湖で423メートルもの深度があります。この深さの為真冬でも凍ることが無いと言われてます。


前回ここに来たとき(4年前)に通行止だったのはこの崩落によるものではないかと思います。
この橋は遊歩道沿いに建設され、「誓願橋」という平成19年竣工のものです。橋の名前からしてもうこれ以上崩落しないで欲しいという強い願いが感じられます。


このあたりの地盤は脆いようで崩落の危険があります。左の写真は岩の壁にコンクリートを吹き付けて法面崩落の防止措置が施されている様子。遊歩道は結構狭い部分もあるので崩壊したら帰れなくなります。


かなり険しい地形です。この隧道は森林鉄道時代のものだと思いますが当然人間の手による「素堀り」になります。


現在抱き返り渓谷はこの回顧の滝までで、その先の夏瀬橋までは行くことができません。本来はまだ道がありますが落石・倒木などで危険なので通行止めです。ちなみに回顧の滝は「みかえりのたき」と読み、抱き返り渓谷のハイライトとなる。


この時は雨も降っていたため多分いつもより水量が多いと思います。戻るときに見返したくなるということで「みかえりの滝」です。


そしてもう一つ、この抱返渓谷には重要な施設がある。それがこの抱返頭首工です。
これは田沢疏水という用水路に水を引くための揚水施設であり、これによって下流域の農家の方々に様々な恩恵をもたらしている。


国営田沢疏水



田沢疏水の用途としては「生活用水」「防災用水」「流雪用水」「景観保全」「生態系保全」の5つである。
角館や大仙市・美郷町では山側のエリアは真昼山系の扇状地に当たるため、雨水は伏流してしまい農業用水を確保できず昔から農家が困っていた。そこで世紀の大事業として180年前に秋田藩佐竹氏により計画が始まった。度重なる戦争でなかなか着工・実現は進まず、最終的に完成したのは昭和37年である。ただ、国営工事として千屋村で起工式が行われたのは昭和12年になってからの話なので、実際に工事着工から完成まではそんな何百年もかかったわけではない。


圧倒的な水量と水流の速さはちょっと怖いくらいです。この緑色の水がかなりの速さで音も無く水路を流れていきます。


私が田沢疏水について現地調査と共に参考にさせていただいたサイトは以下のサイトになります


http://www.pref.akita.jp/fpd/sosui/sosui-01.htm




抱返渓谷に森林鉄道が走っていた時代は、最寄駅であるこの神代駅は大いに賑わったという。
情報によるとこの神代駅のそばには貯木場があり、伐採された樹木はここへ運ばれた。貯木場の詳しい位置までは調べられなかったが、駅前の広場が怪しいと思う。




田沢湖(水深日本一)




こちらは田沢湖の御座の石神社、なんとなく広島の厳島神社を連想してしまいます
真ん中の写真はなんとも世にも奇妙な木です、根の部分は一本の木ですが7種類の樹木が生えてきてます。
右の写真は綺麗な湖面に見えますが田沢湖の水は強酸性の毒水です。多摩川の強酸性の水を田沢疏水工事のために田沢湖に引き込んだ結果魚の住めない死の湖になりました。現在では玉川温泉近くに中和処理施設が完成し、川に流入する前に中処理がされています。
ちなみに現在は少しづつ魚が戻ってきてます。


名物のキリタンポなど、県内の観光地ではご当地グルメを楽しむことができる。
稲庭うどんは分かるが「田沢湖Bめん」ってなんだ?前に来たときはなかった気がするぞ?

一番左の写真が「田沢Bめん」です。・・・・まるで名古屋の「きしめん」のようです。
それ以外の写真は稲庭うどんです。


そして秋田県のご当地グルメを語る上では忘れてはいけないのがこれ。「ババヘラアイス」である。
言葉は悪いが、ババアがヘラでジェラートアイスを作ってくれることが名の由来となっている(と思う)
ババヘラアイスは県内の観光地や国道沿いで購入することができる。目印はパラソルとおばちゃんなので比較的見つけやすい。
この写真は田沢湖のババヘラですが以下の地図の国道46号線を田沢湖駅方面に向かう峠あたりに毎回出没する。

ちなみに雨の日は出現しないことが多く、炎天下だと出現率は高い。

金の辰子像。
この辰子像には伝説がある。自分の美しさを失いたくない辰子姫は天の御告で龍神の泉の水を飲んだところ竜の姿に変わってしまい、田沢湖に消えていったという伝説。悲しいお話です・・・


秋田犬



これは秋田犬ですが予想以上にでかいし強そう。なぜかこの3匹はやたらと2本足で立ってました。身長は120〜130センチ程。


比内地鶏



こちらは天然記念物に指定されている比内鶏。天然記念物に指定されているが比内鶏は食べることができる。


これは道の駅比内で食べた「比内鶏つくね」と「比内鶏親子丼」。何だか贅沢なモノを食べている(ような)感じがしました。




「通り抜け出来ません」はよく見るけどこれは初めて見る


秋田編は写真も豊富で紹介するところが多い。
なんだかこのページを作ってて旅した時のことを思い出してしまいます。


また話は変わりますが、こんな自販機を発見しました。

これは都会にあったら悪用されてすぐに空になってしまうのではないだろうか?
しかし素晴らしいシステムですね、緊急時に飲料が確保できるのは大きな安心です。こうゆう旅をしていると何度か飲み物が無くて大変な思いをすることもあるので・・・・


そうそう、冒頭に書きましたが秋田といえば竿灯を忘れてはいけません。
竿灯は右の写真のようなちょうちんを体の各部位に乗せてバランスを取るという長年の経験とバランス感覚を問われる
競技(お祭り)のことをいいます。実際に見に行くとその迫力と「危なさ」にハラハラドキドキします。

これを肩とかおでこに乗せて両手を話してバランスを取るわけです

竿灯祭りを見に行くときはあまり近くで見るとコレが倒れてくることもあるので自己責任でお願いします。

竿灯祭りは秋田市で8月の初め頃に開催されます。
横手焼きそば



最近はテレビや雑誌でB級グルメが取り上げられることが多くなってきている。
以前からB級グルメは存在しており、その多くがその土地でしか食べることが出来ない独特のものとして位置づけられている。
そしてそれを元に町おこしなどの地域活性化になるような動きをするところもある。
さて、この横手焼きそばですが静岡県の富士宮焼きそばと並んでなかなか有名な一品ではないだろうか。
見た目の感想は「普通」の一言に尽きるが、旅行先で食べるものは何でもおいしく感じてしまう。
目玉焼きが乗っているところあたりが「横手」であり、魚介の粉末が乗っているものだと「富士宮やきそば」となる。

上の左のやきそばを食べた場所は秋田自動車道の横手インター近くのドライブインのようなところですが、やはりインターの近くはお土産屋さんが多かったり食べ物屋さんが多い。それはたぶんその土地を離れる前にお土産とかの買い忘れがないかを通るものに知らせているかのような気がする。
  

近年、秋田自動車道が開通したことによりアクセスがずいぶんと良くなりました。以前は北上で降りて湯田ダム沿いの道を一般道でひたすら走りましたが今は東北道北上江釣子JCTから秋田道横手ICまで1時間とかかりません。
ただ、ほとんどの部分が対面通行(片側1車線)なので災害などで道路に被害があると高速道路なのに工事で片側交互通行だったりする。
バイクも一旦降りて柔軟運動をしてました

ボンネットに挟まっていたオニヤンマを発見


八郎潟と男鹿半島


さて、一気に場所を移動して県の北西部、八郎潟です。
ここは昭和30年代くらいまでは日本で2番目に大きな湖でしたが干拓されて大水田地帯になりました。


いたるところに運河が張り巡らされております
道の駅「おおがた」では、駐車場で車中泊させてもらった。
翌朝起きてみるとなんだか新しい建物だと分かる。そういえば自分が子供の頃は道の駅なんて無かった気がする。


道の駅はいつからあるんでしょう?
今ではすっかりお世話になりっぱなしの道の駅ですが、私の住んでいる神奈川には2箇所にかありません(2011年現在)


神奈川の道の駅は丹沢湖の入り口のほうと芦ノ湖の近くにありますがどちらもあまりメジャーではない気がして県民でも知っている人は少ないでしょう。


男鹿半島



ここまできたら「なまはげ」で有名な男鹿半島にも足を伸ばします。
大昔は男鹿半島は半島ではなく島だったみたいです。
なまはげだけではなく、このあたりは八郎潟や寒風山、さらには日本では希少な油田なんかもあったりして見どころも多い。


寒風山

この左の写真はなんか伊豆の小室山を思い出す。
真ん中の写真はお土産屋さんと食堂が寄り集まっているところ。不用意に近づくとおばちゃん達に激しい営業をかけられます。
一応山なので駐車場から登山?することになります。


寒風山は確か前にも来た事がある(小学生くらいだったろうか・・・


晴れてて気持ちよかったのでいい写真がいっぱい撮れました。汗びっしょりですが何か?


秋田県はどうゆうわけかトンボが多いのでそこら中で捕まえました、だからどうというわけでもないですが・・・


なんだかいろいろと突っ込みがいのある写真です・・・・

国道沿いのなまはげ。

「どんべえ」のパクリ?

蛇の抜け殻です。




乳頭温泉から玉川温泉に行く途中の国道沿いにこの玉川発電所があります。道中ひたすら国道を走るだけなので休憩がてら寄ってみた。


大抵のダムは資料館のような付帯施設が有り、一般客用に無料で公開しているところが多い。
つい先日も湯田ダムの資料館に寄ってきたばかりだがここもちょっと入ってみた。いろいろと勉強になります。




マタギの里 熊牧場


ここは秋田県のほぼ中央に位置する阿仁という地方。ここにあるクマ牧場は熊の数がかなり多くてオススメです。
こんな可愛い感じの看板が多いのは、熊の恐ろしいイメージを予め払拭させるためにあるのかもしれない。実際同行した女性や子供は少し怖いと言っていた。


まずこの数に圧倒された。一人500円の入場料を払う価値は十分にある。近くを通る方は是非寄ってみて頂きたい。
それにしても右の写真の熊。餌をねだるさいに立っている訳ですがかなり身長があってびっくりです。


ツキノワグマは胸の部分に白い模様があるのが特徴のようです。確かにみんな白いブーメランのような模様が付いている。
よく見ると熊は可愛いがこの群れの中に入っていって触ってみたいという気にはなれない。
4〜5頭身くらいでしょうか?愛いような恐ろしいような変な気持ちです。きっと安全な柵の中から見ているから可愛いと思えるんだと思います。


かなり寄って撮影した熊のカメラ目線の写真。迫力満点であるが私も迫力では負けたくない。いかがでしょうか?
なお、この顔は5秒以上続けると首の血管が切れそうになるので撮影者の配慮が必要不可欠です。



ところでマタギという存在をご存知だろうか?
マタギというのは狩猟集団のことを指し、古からカモシカや熊を獲物として冬の間に狩りをしていた。
夏は農業に励み、冬に集団で山に入り狩りをしていたという。現在ではカモシカを獲ることは禁止されてしまったので専ら冬眠から目覚めた熊を獲物としている。
昔は槍や毒矢を使っていたらしいが、時代の変遷と共に火縄銃やスコープ付きのライフルなどに武器が変わってきており、逆にこれが原因で集団で狩りをする必要がなくなりマタギという存在時代が現在ではあまり見られなくなった。
秋田県阿仁町がマタギ発祥の地と言われており、北海道から東北、新潟あたりに点在している。現在どれほどのマタギ衆が存在するかは不明である。



この電車は秋田内陸縦貫鉄道というローカル線の車両ですが、何年か前から利用者の減少による廃線が懸念されているという。
阿仁町の人たちにとっては生命線となるこの路線は、地元では愛されているものの殆ど知名度もなく、特に沿線にこれといった観光地も無いため近いうちにバス輸送に取って代わられる運命にありそうだ。
道路沿いには乗って残そう秋田内陸縦貫鉄道というのぼり旗がいくつか見られた。


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