群馬県
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関東地方の左上、群馬県。
群馬と言えば
・はるかな尾瀬♪
・谷川岳
・草津温泉
こんなイメージである。また、全体的に山が多く、冬場の関越越えはよく吹雪で道路がチェーン規制されるという交通には厳しい環境である。
昔から越後の国(新潟県)に抜けるのには旅人も相当苦労したと思われる。現在は関越トンネルという10キロを超える長大な隧道が貫通しており、関越自動車道・JR上越線・上越新幹線がここを通っている。
赤城山
東京からほど近い群馬県。様々な観光地を要する群馬の中でも最も距離的に近いと思われる観光地がここ、赤城山である。
上の写真は赤城温泉の近くにある展望台から高崎と前橋を見渡した写真。なぜか観光地の展望台にはこのような南京錠が多い(気がする)
赤城山の観光マップに代わる看板を発見したので大きく載せてみた。これを見る限り大沼と小沼の存在が目立っている。
赤城山(小沼)
その小沼ですが、こちらは大沼よりも高地にあり、爆裂火口湖という火山湖に属する。
駐車場も遊歩道もあって大沼に比べ、より静かな雰囲気が堪能できる。ただ、標高が高い(1450m)うえに風も強いので体感温度は低く、寒さを実感できる。
これは2013のGWに撮影された写真ですが、寒そうにしている私が写っている。とにかく風が冷たく、あまり長時間ここにいることができなかった。
↑ちゃんと靴を履いていないので余計に寒く感じた。なお、5/2だというのに路肩には雪が残っていた。ちなみにここよりも標高の低い赤城温泉入り口にある温度計は3度となっていた。たぶん小沼は0度くらいか?
赤城山(大沼)
大沼のほうは小沼よりもより観光地化しており、人の姿も多い。
こちらも強風が吹き抜ける寒々しい場所。GWだとまだ寒いので来るなら夏がお勧めです。
右の写真などは、風が強くて湖なのに波が発生している様子がよく写っている。
まるで湖上に浮かぶ神社のようですが、実は湖に突き出た半島になっている。
神社というと山にあるイメージが強いが、このような高原にあるのは珍しい。
こうゆうところに来るとなぜかおみくじを引きたくなる。ちなみに私は「凶」や「大凶」を引いたことはないが「大吉」も以外に少ない。なんだかいつも小吉や末吉・吉ばかりである。
志賀草津道路
わざわざ道を紹介するというのが不思議な感じだが、この道は単なる車道で片付けるのがもったいないくらい個性に満ちている。
この道の草津側の部分は
草津国際スキー場
のゲレンデ部分を通る箇所があり、私が以前スノーボードで滑り降りていた斜面を車で登っていく。
道中、有毒ガスが発生している箇所があり、そのエリアは駐車はもちろん、停車も停止も厳禁と書いてある看板が少し怖かった。
草津側はこのような雄大な景色が広がっており、観光道路としては素晴らしい眺めの連続で飽きることがない。
しかし万座エリアに入るころには標高も2000メートルに近くなり、だんだん雪が目立つようになってきた。
信じがたい光景かもしれないが、これらの写真は5月に撮影したものである。気温はまさかのマイナス6度。
そしてこの道は「国道」なのである。国道でありながら冬季閉鎖という一面もあり、一年のうちの半分くらいは雪に埋もれて通れない国道なのである。
道路上に雪はないものの、路肩には私の背丈をゆうに超える5メートル以上の積雪がみてとれる。5月だというのに樹氷状の樹木も散見できる。
また、私の服装は5月としては自然な恰好かもしれないが、ここはマイナス6度の世界。そしてサンダルである
とにかく寒かったという他に言葉が出てこない。ただ、日本にはこのような場所があるんだとただただ感動するばかりであるはずだが・・・やっぱり寒い。
それもそのはず、ここは国道の最高地点なのだ。車の中にあったお菓子の袋がパンパンに破裂しそうだった。相当に気圧が低いのである。
ちなみに県道最高地点は乗鞍岳のバスターミナルで、岐阜県道5号線上にある。
余談だが鉄道の最高地点は長野県にある野辺山駅がJR最高となる。
渋滞の多い県?
他には渋滞が多いと言う印象もある。ここは交通の難所でもあるが交通の要所でもある。
県の中心を南北に関越自動車道が通っているがその途中で上信越自動車道や北関東自動車道がジャンクションでつながっている。東京や埼玉といった都心へ帰る車はみんなここで合流して都心を目指すわけである。さらに冬場はみんな沼田のインターで降りてゲレンデに散っていく。私の考える渋滞の原因はおよそ以下の通り。
まず他県とつなぐ道路が少ない。群馬県は新潟県・福島県・栃木県・埼玉県・長野県と接しており、その割には山地という地形が災いしてか、あまり道路のバリエーションが少ない。
・福島県とは尾瀬の歩道で隣り合っているが車で直接福島県に抜けることができない(その昔県道の道路計画はあったようだが自然保護の観点から見直しを余儀なくされた)
・新潟県は高速道路を除けば国道17号線か鉄道でしか行くことができない、ちなみに冬季はスリップ事故が多発する国道である。谷川岳を縦走できる健脚があれば歩いて関越越えもできる。私も谷川岳に登った時に土樽駅まで徒歩で行こうと思ったが今思えばやめといて本当によかった。
・長野県への道もその多くが冬季閉鎖道路になるためちゃんと通れる国道は2本しかない。埼玉県に関しては県境が利根川となっているところが殆どだがちゃんと橋がたくさん架かっていてそれほど不便は感じない。栃木県は日光に抜ける国道もあるがここも冬季閉鎖、後は2本くらいしか国道は無い。
その割には観光地も多く都心から日帰りで訪れることのできる立地にあるのでマイカーで訪れる人が多いのだと思う。飛行機はもちろん、新幹線を使うほどの距離でもない。でも都心の人が在来線で行くのも時間がかかる。モータリゼーションが進んだ現在は、やはり車が一番と考えるのも無理は無い、私もその一人である。鉄道で群馬に来たことは一度も無い。
そんな群馬県だが毎年のようにお世話になっております。
ここからは実際に訪れた際の写真を織り交ぜて群馬県を紹介していこうかと思います。
丸沼高原
突然だが、この写真は栃木県との県境にほど誓い丸沼高原に来た時の写真である。ほとんど雪の降らない秦野市民にとってはこうゆうのも非日常的。雪が風流だと言う人もいるけどこの車に積もった雪を落とすだけでもかなりの労力が必要です。ましてや屋根の雪掻きだなんて途中で挫けてしまうと思う。
雪を落としていると大体袖のあたりから雪が入り込んできて体温で融けて冷たい思いをする。
| | まったく群馬県とは関係ないがゴーグルマンの写真を。
これは4人分のスキーゴーグルを装着して完成したゴーグルマンというモンスターです。さすがにこれ以上は付けられませんでした。
この丸沼高原スキー場は関東地方で一番早くオープンスキー場なのではないだろうか。
11月中旬からオープンしていてゴールデンウィークごろまでの半年間滑走することができるシーズンの長さが特徴だ。
しかし次の写真を見ると分かる通り、他のスキー場がオープンしていない状態での独占オープンともなると、これだけの人が集まってしまう。11月」中旬から12月の後半にかけてはかなり混雑するので注意が必要だ。 |
| | 本格シーズン前に行くとこんなに人が多い。
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それでもコースの配置やゴンドラ一本で一気に山頂まで行ける所など、個人的には好きなゲレンデの一つです。
丸沼高原スキー場公式サイト:
http://www.npd.co.jp/malnuma/
余談だがこのスキー場については私が詳細にレポートしているので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。
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草津温泉
さて、お次は草津温泉のご紹介。超有名な温泉地です。
関東で温泉地と言ったら皆さんはどこを想像するだろう?
鬼怒川温泉?箱根?やっぱり草津が一番有名そうです。
ここは「湯畑」という草津の中心地。どんな観光パンフレットでも草津の紹介は大体この「湯畑」が登場する。でも草津は至る所に源泉がありこの一帯は硫黄の匂いで充満しております。苦手な人は逃げ場はないです。
喜美乃湯
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ちなみにこうゆう無料で入れる温泉がいくつかあります(中に募金箱があって多少のお金を入れる場合もある)
でもこうゆう温泉はお湯が出ていて入れるというだけでシャンプー・リンスー・ボディーソープなどは置いていない所が多い。地元の人が使う場合が多いようだ。
草津の温泉に関しては今のところまだ3カ所しか行ってませんが他にも無数にあります。
全体的に湯温が高めで酸性度がかなり強いというのが草津温泉の特徴です。
温泉好きな方は
「温泉周遊記」
のページもチェックしてみてください(^O^)/ |
草津のこの雰囲気、なんか好きです。この昭和な感じと独特の草津のにおいを感じれば実感がわきます。たまに来るといいです、ココ。
草津名物「ゆもみ」
ゆもみ についてはTVなどで見たことがある人も多いと思う。
湯畑に隣接する熱乃湯にて、観覧券を購入することで、湯もみと踊りを見ることができる。
一通り終えると、希望する観覧者には湯もみ体験をさせてくれる。
余談だが、ここは映画「テルマエ・ロマエⅡ」のロケ地として使われたようです(右の写真はマウスカーソルを乗せると画像が変化します)
浅間火山博物館
草津に向かう途中に浅間火山博物館なるものがあったのでちょっと寄ってみました。しかし!!
まったく人気(ひとけ)がありません。休日の観光地とは思えません・・・・ 近い将来閉館するかもしれないです。駐車場は特にワクも無く自由に停める感じです。
浅間山といえば白根山や桜島と同じくたびたび噴火することで有名。大噴火は無いけど小規模の噴火が繰り返されるタイプで、たまにニュースで見ます。
浅間山は群馬県と長野県の境にあり標高は2568メートル。かなりの標高なので富士山のように目立ちます。
この草津エリアについては、どのような交通機関を使っても不便であることは否定できない。
陸の孤島とまではいかないが、関越の渋川インターからも1時間以上かかるし上信越道の碓氷軽井沢インターからも1時間以上かかる。
長野市からも中野市からも来れますがこちらも一時間以上かかります。
特に冬場はかなり気温が下がり、スリップ事故が多発している為に渋滞も起こりやすい。今のところこのエリアに高速が通る予定もない。この日本有数の観光地に来る為にはそれなりに苦労して辿り着く必要がある。ウィンタースポーツ目的でないならば冬は避けたほうが無難です、マイナス10度以下になることもありますよ・・・・
お次は まさに観光地 という雰囲気の吹き割りの滝の紹介です。
吹割の滝
浅〜い川床が続き途中で大地が裂けたかのごとく水が沈み込んでいる。ここは尾瀬に行く時の途中にあるため観光バスもひっきりなしに押し寄せる。国道沿いはお土産店が並び相当な活気に満ち溢れている。
滝以外にも奇岩景勝地としても楽しめる遊歩道があります。右の写真、鼻みたいに見えます。
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こんな風に焼き魚も食える。なんか匂いにつられて買ってしましそうだ・・・
観光バスも多く、人が多く集まるのでお土産屋さんや食事処も多い。
それぞれの店では客引きのおばちゃんの声が轟いており、捕まったら買うまでお土産のマシンガントークを聞かされる羽目になる。
試食に下手に手を出すと本当に買うことになってしまいそうだ・・・ |
川岸に遊歩道が設置されており、とても気持ちの良い散策だった。ここは尾瀬や丸沼高原方面に行く途中にあるので、もし時間が許すのであれば是非寄っていただきたい。
国道沿いに車を停めて、川岸の遊歩道を歩き、また戻ってくるまでに1時間ほど要しますが、それほど体力的にキツイ部分はありません。
群馬県の旅はいかがでしたでしょうか?なお、群馬県に限らずこれからも旅で訪れる度にいろいろと修正していきます。トップページや日記で報告しますのでよろしくお願いします。
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