このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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三重県



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三重県はずっと中部地方だと思ってました。近畿地方に属すると知ったのはつい最近のことで、当たり前のことだと思っていた事実が本当は違ってたという恥ずかしいパターン。
↑この問題を今調べていたらどちらも間違っていないらしいことに気付いた。つまり行政区分がハッキリしていないという現状に行きついたのだ。詳しくは下記の参照を(ウィキペディアですが)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%87%8D%E7%9C%8C

三重県のシンボルマーク


丸山千枚田

いきなりフルサイズの写真を掲載しましたが、この写真をいつものサイズで載せても魅力が半減すると思ったので・・・


ここは国道からも少し離れた場所であり、観光スポットとしては少しマニアックな場所かもしれない。
しかし晴れた日にここを訪れれば国内でも屈指の千枚田を拝むことができ、穴場なので人もほとんどいないのでオススメです。


千枚田をもっと間近で見たい方は集落内に車で入っていくこともできます。
ただ、かなり道が細いので車通しのすれ違いには気を使います(;´Д`A


大内山村 ミルクランド

紀勢自動車道を降りて国道42号線を進んでいると見えてきます。幹線道路沿いなので見たことがある旅人も多いかもしれません。
建物の前に人だかりができていたのとちょうど休憩したいと思っていた矢先にこれが見えたので思わず車を停めてしまいました。
建物脇に駐車場がありますが、満車だったので第二駐車場に停めました、右の写真が第二駐車場ですがこちらは満車になることはなさそうです(笑)


店内にはお土産コーナーがあり、乳製品を中心とした商品が陳列されている。ありきたりなお土産に飽き飽きしている玄人の旅人には、こうゆうお土産も面白いかもしれません。大内山村の乳製品は特産品です。


結構人が多く、駐車場に警備員までいます。
それよりも個人的に面白かったのが、地元のおじいさんがたが3人、店の軒先でソフトクリームを食べている図↑


熊野町世界遺産「花の窟」

最近できたっぽい観光施設で、まだ木の香りがする建物には各種お土産屋さんが並びます。
ちなみに花の窟が単体で世界遺産というわけではなく、紀伊半島南半分の山地部分が熊野古道として世界遺産の鑑賞地域として認定されております。


森に囲まれた散策路を歩きます、土と砂の道なのでサンダルで来てしまった私はちょっと後悔しました・・・・


一番奥の部分で巨大な一枚岩にあたり行き止まりになります。実はこの岩山自体が御神体として祀られており、祭神「イザナミノミコト」が祀られております。


道路を挟んですぐに海があり、綺麗な砂浜が広がっています。少し離れたところから見ると先ほどの岩山の大きさがよくわかります。


伊勢神宮

真夏の車内は外気よりも体感温度は高い。車に入った瞬間30度を余裕で超える猛暑が襲いかかる。特に三重県のこの辺は紀伊山地のフェーン現象と海沿いであるための標高の低さが災いして非常に温度が上がりやすい。
とにかく暑い土地なのだ。

真夏の暑さの中、こういった風景を見るだけで少しは涼しい気分になれる。今回は川に入ることはしなかったがここが人気がない場所だったら入水していたに違いない。


さて、いよいよ三重県最大の観光地  伊勢神宮  のレポといきます。

ものすごい人出である。お盆の時期とはいえ普段の三重県の状態を考えるとあり得ない混雑。ちなみに三重県の総人口は180万人ほどしかいない。

ここはとにかく広い!広大すぎる。全部で125もの社寺があるらしく、もともとそんなにこうゆうジャンルには興味がないので、30分くらいでもうどうでもよくなってきた。
歩き疲れと猛暑により疲労が溜まってきたので少し休憩することにした。

ちょうどいいところにベンチが。
なかなかいい写真が撮れる休憩にちょうどいい場所ですね、伊勢神宮も庭園というかこうゆう自然の多く残る場所も少なからずあるようです。それにしてもこの右の写真の鯉はやたら巨大でした。

冷凍マンゴーなるものを購入してみた。2口目まではおいしいけど・・・・・300円は高い。
ちなみに右の写真の百五銀行は何て読むんでしょう?他にも旅先で見かける難読文字はとても気になる。八十二(やそじ)銀行や七十七銀行(←これは読めない)


紀伊半島南部

伊勢神宮観光の後はひたすら国道で南下します。
交通量意外にもはかなり多く、2車線道路なので追い越しもままならない。
現在着工中の高速道路が新宮や串本あたりまで繋がればもっともっとアクセスしやすいエリアとなるわけで・・・

しばらくは海沿いを軽快に走れる道路が続く。尾鷲(おわせ)を過ぎたあたりから一旦交通量は減少する。そして熊野大社が近付くにつれてまた混雑してきます。
尾鷲市は調べたところ全国でもトップクラスの年間降雨量を誇る多雨地帯なんだとか。
南からの湿った空気が上昇気流で上空に舞い上がり小笠原気団が北に押し上げ西から吹く偏西風によって紀伊山地に雨雲が到達。そんなわけで年間平均降水量は3922mmもあるらしい。東京の平均が1500程度だと考えるとどれだけ雨が多い地域課ご理解いただけると思う。ちなみにかの有名な伊勢湾台風が通ったルートもこのあたりのようです。

エメラルドブルーの熊野川の河口付近。遠くに見える紀勢本線のトラス型橋梁がとても綺麗に写っています。
この川を渡るとそこは和歌山県。 和歌山に関してはこちら でレポしてますのでどうぞ。


四日市市

一方こちらは県北部の四日市あたりの工業地帯。常にトラックが多く、渋滞も慢性的であり海岸沿いには写真のような工場が続きます。見るからにこのあたりは空気が悪そう。四日市ぜんそくはダテじゃない?


ということで三重県のレポでしたがこの県はずいぶんとハッキリしたエリア分けが可能になっており、県北部は工業地帯。中央部は伊勢神宮を始めとする文化都市。県南部は山間部と複雑な海岸が織りなす自然地帯です。
いろいろと個性はありますが南北に長い県内は90%は森林であり、海岸もリアス式の雑な地形が行く手を阻みます。
昔はこのあたりに陸路を建設するのが非常に難しく、尾鷲は海上交通で栄えた歴史を持つんだとか。戦国時代は紀伊半島の南端部分においては領有している大名もいなかったほど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E9%B7%B2

でも三重と聞いて連想するものは少ないかもしれませんが。都市名で言うとどうでしょう?

鈴鹿→鈴鹿サーキット
四日市→四日市ぜんそく
津→全国的に珍しい一文字の地名
亀山→SHARPの液晶テレビ「アクオス」の生産工場がある
松阪→松阪牛
伊賀市→伊賀忍者(甲賀忍者は滋賀県)

意外と馴染みの都市もあるかもしれない。他にもあるかも?


おまけ画像(亀山I.C付近)

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