このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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大阪府



大阪府、日本で東京に次ぐ第二の都市である。
当然ながら人口の密集も全国屈指であるし交通渋滞も慢性的であるため、至る所で道路の建設工事が止まらない。
大阪府の府旗
近年は鉄道・道路網の発達により、お隣の京都や滋賀県の大津市までもが大阪への通勤圏内へと変化し、いわゆる「ドーナツ化現象」が顕著に表れている。その証拠にここ5年間の滋賀県の人工は右肩上がりだ。


そして大阪のシンボルと言えばこれ、通天閣です。ビリケンさんの像もしっかりと供えられていました。
東京タワーには高さでは遠く及ばないが実はこの通天閣は2代目である。初代の通天閣は実は明治45年の竣工となっており当時は東洋一の高さを誇る巨大建造物だった。
この事実は以前何かのテレビ番組で見たことがあり知ってはいたが調べていくうちになかなか面白い真実も浮かび上がってきた。
初代通天閣
写真を見ていただくと分かると思うが、初代通天閣はフランスの首都パリにある凱旋門とエッフェル塔を模した外観をしていた。そしてルナパークという併設の施設とロープウェイで繋がっていたという事実も判明した。
そしてこの初代にも現在の通天閣と同じように巨大ネオン看板がついており当時はライオン歯磨きだったらしい(現在は日立)
ちなみに看板がつくようになったのは1912年なので竣工から8年がたってからである。

通天閣の展望。360度大阪市内が見渡せるがこれをこうしてみていると何とかしてパノラマ写真にできないかと考えてしまう。
晴れていればもう少し綺麗な写真だったかもしれないがそこは都会だから田舎のような綺麗な青空は期待することができない・・・・・・
不名誉なことだが市内を流れる淀川は日本一汚い川として有名。別の川だが、道頓堀の川にケンタッキーのカーネルサンダース人形を投げ込んだという実話があり、阪神タイガースの戦績が不振だったのもこのカーネルサンダースのたたりだという都市伝説が騒がれるようになった。これが俗に言う「カーネルの呪い」である。数年前に道頓堀の川底から人形は引き揚げられたが阪神タイガースは特に・・・・

この大阪府はその昔、日本で一番小さな都道府県として有名でしたが数年前に香川県にその座を譲り、今は46番目に小さな都道府県ということになりました。高度経済成長とともに大阪の海はどんどん埋め立てられ人工的ではあるがどんどん陸地面積が増大。香川県は比較的田舎なので大阪に比べるとそこまで開発が盛んでなかったため、ついには1988年に逆転してしまったのである。
現在もユニバーサルスタジオジャパンや関西国際空港などの埋め立て施設が増えており、人工的な埋め立てにる陸地面積の増加が加速している。同様に東京都も開発が著しいが大阪に比べて海に接している部分がおれほど多くは無いのでそこまでの面積増加はこの先もないと思われる。昔の東京は上野の方まで海だったようだし湿地帯ばかりであまり人が住むのに適さなかったのではと思ってしまう。


食い倒れの街、大阪。なんだか最近メタボ気味ですがこうゆうところに来ると「何か食わなくては!」と本能が働く。とりあえず左の写真は分かりにくいかもしれませんがたこ焼きを食べてる私です。
真ん中のすっぽんは買わなかったし飲まなかったのでスルーしますが、お好み焼きに関してはいまだに大阪風と広島風の区別がつかない私。まあいいや。どっちもおいしいから。


大阪の高速道路を走行中に見つけた変わった車たち。左と真ん中の車はありがちなハイエースの改造ですが右の写真はちょっと性質が違う。一見普通のキャンピングカーに見えますがリアボックスのところに家族の名前と思われる文字が刻印されている。自分なら恥ずかしくてできない。
「かずまっち(たぶんお父さん)・とっきー(子供1)・りこたん(子供2)・あっきー(たぶんお母さん)」
なんとも幸せそうな家族である。なんか自分の未来もこんな風になるのかななんて思ってみたりもした。キャンピングカーは多文買いませんが旅は続けると思います。

大阪の高速道路

ハイウェイラジオを聴いていると必ず耳にする名前が「吹田JCT(スイタジャンクション)」
この吹田ジャンクションは中国・山陽自動車道と名神高速、近畿道、神戸へ向かう道路などが一カ所に集中する場所であり、年中渋滞している場所である。
名阪・新名阪・国道一号など、大阪と名古屋をつなぐ主要ルートはだいぶ整備されてきた感があるが、大阪近郊の高速はまだまだ渋滞対策が必要であると言える。
この吹田JCTは大阪に用がなくても絶対に取らなくてはならない言わば関所である。
例えば私が広島に行きたいとして、ずっと高速で行くためには必ず用がなくても吹田JCTを通らなくてはなのらない。
逆に岡山の人が北陸方面に行きたい場合も、ここ、吹田JCTを通らないと行けない。
この吹田JCTの渋滞を少しでも減らすためには現在着工中である舞鶴若狭自動車道の早期開通が待たれる。


お次は大阪の万博公園の紹介です

↑太陽の塔です、大阪万博のシンボルのようなもので40年たった今も健在である。
現在はその敷地が公園や動物園、和風庭園などとして一般に公開されており、そのほとんどは万博当時のままの状態で残っている。

上の写真は水の抜かれた池ですが、これは何年か前に施設の老朽化のために水を抜いたようです。
昔はこの池にはアヒル型の足こぎボートがたくさん浮かんでいたようです。
当時のまま残っているとはいえ、このようにもうおそらく復旧されないと思われるような施設までそのまま残してあるとちょっと寂しい感じになってします。ここに訪れたのは2010年8月であり、夏休みなので他にもたくさんの人が来てました。この池も復活すればお客さんも集まると思うが採算が合わないんでしょうか?

動物園と言うにはあまりにも規模が小さかった。実際にこの写真くらいしか動物はいません。
でも泳ぐ豚を見れたのは衝撃的だった。豚って泳げるんですね・・・・
←なぜかSLが?
場違いなSLが展示してあったがこれも万博時代の名残なのだろうか。

余った土地はこのように貸農園として利用されている。右の写真に写るモノレールも万博の開催に合わせて開通したものでしょうか。なんだかこの万博公園歩いて見ているうちにいろいろなことを考えるようになってきた。

40年前には大阪を挙げての特大規模のお祭りだった大阪日本万国博覧会。
しかし今はその跡地が遺跡のような雰囲気を醸し出している。500年後にはここは保存状態が良ければ世界遺産になってるかもしれない。

ところどころに日本人の偉業を称える展示物が目立つ。この船は世界一周を成し遂げた世界最小のヨット。


万博には世界中の方が訪れたことだろう。
そんな中、日本らしさをアピールするために作ったと思われる「日本庭園」がある。
当然だがこの場所だけは風化せず当時のまま残っており、ちゃんと庭の手入れもされている。
人工物は40年という歳月で錆びれてしましますが、人工とはいえ自然造形物は月日が経っても錆び付くことはない。外人さんもこれには大喜びだったことだろう。

あまりにも水がきれいだったのでカメラを水中に突っ込んで撮影してみました。
水中もご覧の通り綺麗です。水のある日本庭園はやはり美しい。何だか 石川県の金沢にある兼六園 を思い出した。

この万博公園はものすごく広いので隅から隅まで見ようとすると丸一日かかってしまう。
自分が思っていたよりもかなり広かった。もしかしたらディズニーランドよりも広いかもしれない、かなり駆け足で周ったがそれでも全ては周りきれずタイムアウトとなってしまった。




冒頭でたこ焼きを食べてる写真を載せたが、大阪と言えばお好み焼きも忘れてはならない。
万博公園の近所にあったお好み焼き屋さんで食べて来ました。

実はこの店に入るときに愛車がクラッシュしました。
真ん中の写真をよく見ると「高さ制限 1.5M」と書いてありますが、この車の車高は1.8M。
高さを全く気にすることなくバックで駐車しようとしたところ「バキッ!」という鈍い音にビックリしました。
でも奇跡的に何事もなかったようなので一安心。


大阪に関してはまだ南部や東部に全然行ってません。
生駒山やユニバーサルスタジオジャパンなどまだまだ行ってみたいところがたくさんあります。
西日本方面を旅する際に絶対通る県なのでそのうちまたレポします。


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