このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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山口県




山口県の県旗です、「山」と「口」を元にしたデザインとなってます。
本州の最西端にあり、北は日本海、南は瀬戸内海、西は関門海峡と3方を海に囲まれた平地の少ない県となっている。江戸時代は長州と名乗っており数々の名士を輩出した県(藩)でもある。
下関などの西側は九州の経済圏となっており、反対の岩国は広島県の影響を多く受けている。



このように本州と九州を隔てている関門環境は狭いところでは600メートルしかない。1950年代に国道の海底トンネル開通を発端に、年々増え続け現在ではトンネル4本と1本の橋梁が存在している。



こちらは夜に寄った時に撮影したものです、と言っても同行したGAJIRO氏が撮影したものを拝借しました。私のカメラではやはり夜景撮影に限界があるのだろうか・・・・・
撮影技術とかもあるかもしれませんがどうもそれだけではなくカメラの性能によるものが大きいような気がします。私のカメラは防水・防塵・耐ショックに特化したモデルであるためどうしても基本性能をおろそかにしているような気がしてならない。

そしてこれが歩道・自転車用トンネル。これは福岡の門司側から入ったところを写真に撮ったところです。もともと本州と九州は陸続きでしたが6000年くらい前に分離してしまったという地質学的なトリビアもあります。今はネットで気になることがあったら何でも調べられて本当に便利です。
こうゆう記事を書いていると段々「書く」よりも「調べる」ことに夢中になってしまってなかなか進まないパターンも多いです(汗)


さて、ここは萩駅。現役の駅でありながら国の文化財に指定されている由緒正しき駅なんだとか。
この萩もそうですが山口県には山口市以外にも下関や岩国など県庁所在地以外にも経済圏がいくつか存在している。私の住んでいる神奈川県などは東側に横浜と川崎という政令指定都市が存在し、東京に近いこともあってメガロポリスを形成している。神奈川では西に行くほど丹沢山系に入り込んでいき、どんどん田舎の雰囲気が色濃くなっていく。
山口の場合はそのような一カ所集中型ではなく紛れまない分散型。横浜ほどの規模は無いにしろ県全体で見てみると萩・長門・岩国・山口・下関と至る所にバランスよく都市が存在している。
都市と田舎がバランスよく配置されており、車で走っていてもコンビニ等が至る所にあるので食材や飲み物には不自由することは無い。

下関と言えばふぐが有名ですがそんな高級食材とは無縁の貧乏旅。吉野家やマック、コンビニでの食事が大半を占める(同行者にもよる)

そして忘れてはならないのがここ、毘沙ノ鼻(びしゃのはな)

本州の最西端であるが、ここは目立って観光地と言うわけではない。
このように寂しい感じで看板が立っているがそれもそのはず、本当の最西端は清掃工場の敷地内にあるため一般人は立ち入れないようになっている。
端っこ好きな私としては残念な場所である。そういえば本州の最北端の大間崎・最東端の鯔が崎・最南端の潮岬は近くで到達証明書を発行してもらえるがここはどうなんでしょう?ここだけもらってないぞ。
一番マイナーな端っことして認定したい。

関門トンネル

冒頭で紹介した関門橋ですがあちらは高速道路の橋で、こちらは国道のトンネル。国道と言えどもしっかりお金を徴収されます。タダで通るにはこれまた先ほど紹介した歩行者専用のトンネルを通るほかに無いと思います。
バイクの方はエンジンを切って推していけば歩行者扱いになるのでケチな方は試してみてはどうだろうか?



秋吉台・秋芳洞

秋吉台のカルスト地形というと多くの方は聞いたことがあるかと思う、教科書にも載ってたくらい有名な観光地です。


この洞窟はかなり長いですがちゃんと遊歩道が整備されており、とくに危険な個所はありません。洞内は常に湿っているので滑らないようにすれば大丈夫かと思います。



自然の作り上げた芸術。気の遠くなるような年月をかけて形成された貴重な鍾乳洞です。



洞内は結構涼しいのであまり長時間いると寒くなるかもしれません。あと天井から水滴が垂れてきたり壁に触れてしまうと湿っているため服が濡れてしまうことがあります。ラフな格好で十分です。



秋芳洞の次は秋吉台です。ちなみに秋芳洞はあきよしどうではなくしゅうほうどうです。秋吉台はあきよしだいです。



これは全て石灰岩で酸性の雨に溶けだしてここの地下にある秋芳洞に鍾乳石を作ります。このような地形を「カルスト地形」と言い、他に愛媛県・高知県の県境にある「四国カルスト」などが有名です。
ここは老若男女誰でも楽しめるドライビングロードだと思います。当ホームページのテーマである「非日常」が感じ取れる光景ではないでしょうか。



このあたりには無数の洞窟があり、秋吉台のカルスト地形の下は巨大な地底空間が形成されています。




秋吉台を抜けたあたりに「サファリランド」なる動物園があり、これらの動物は入口のところに展示されていた偽物です。特に左のライオン等は4本足の下に支柱のようなものが見えており、なんとなく隠してほしいところです。
富士サファリパークやズーラシアなどの動物園は行ったことがあるが、こうゆう地方の動物園は行ったことが無い。果たして内部はどうなっているんでしょうか。意外とこうゆうところに「珍スポット」的なネタが隠されているのかもしれません。
このサファリランドは予定に入れていなかったため通過しました。時間があっても入らなかったかも・・・



秋吉台から日本海に抜ける際に撮影した画像です。山口県の見事な原風景とも言える写真だがガードレールが黄色いことに気づく。
以前秘密の県民ショーという番組でも取り上げられていたが何故か山口県には黄色いガードレールが点在する。


この橋は角島大橋と言って結構最近に完成した橋ですがよくCM等で使われているのを見ます。旅をしていると「ああ、アレはココだったんだな」と思う瞬間が多々ある。

数年前まで孤島だった角島は今は有名な観光地へと変貌を遂げた。

しかし海岸に出てみると結構ゴミが散乱してたりして残念な現実が見えてくる。
特に左の写真なんかはハングル文字なので明らかに朝鮮半島からの漂着物であることは確実である。
右のペットボトルは「ピュリス」と書いてあるがどんな味がするんだろう?韓国は英語も全てハングルで表記するのでよく読んでみるとポカリスウェットだったりコーラだったりする。
韓国語は読むだけなら2〜3日で読めるようになります。ただ、読めても意味の分からない語句が多いです、まだまだ勉強不足です・・・・



角島内部はそんなに広くありません。でもちゃんと観光地らしくなっており、公園のような広い設備がしっかり管理されているようである。



この石垣を見た時思わず韓国の済州島に行った時のことを思い出しました。あの地もまたこのような石垣が至る所に築かれており、旧日本軍の侵略に備えていたようです。この角島の石垣も軍事的な意味合いを孕んでいるのだろうか?

30分後→
ちょうど夕暮れ時だったので太陽の沈む瞬間を取ってみました。なんだか溶岩が流れているような画像に見えるから不思議です。

夕陽がとてもきれいだったのでたくさん写真を撮りましたが、ちゃんと晴れてるときにまた来てみたいです。
天候によって写真の出来が大きく左右されるので長期旅行の際はある意味運でいい写真が残せるかになります。

それでは山口編はここまでとします。お次は四国編です・・・

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