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岩殿山
(いわどのさん)
日程 2013/05/16
行程 長野県/生坂村・筑北村
地図座標
三角点(山頂1008m)
http://www.mapion.co.jp/m/36.41313116401038_137.97221279405352_7/
奥宮・三所権現(979m)
http://www.mapion.co.jp/m/36.4260947171652_137.96582393467298_7/
登山口(岩殿寺コース)
http://www.mapion.co.jp/m/36.42980504813467_137.99577427080197_7/
(別所公民館コース)
http://www.mapion.co.jp/m/36.420876524219366_137.99770403948597_7/
(菖蒲沢コース)
http://www.mapion.co.jp/m/36.41754156193191_137.99637278761946_7/
(横尾峠コース)
http://www.mapion.co.jp/m/36.408881548779064_137.9618298934906_7/
どのコースも往復3時間ほど。見どころがたくさんあるので少なくとも4時間は必要。余裕を持って。
三角点頂上の岩殿(いわどの)山と奥宮の両方は1日で欲張らないほうがいい。時間がかかる。
三角点頂上だけ行くには、生坂村からの横尾峠から行けばいい。
見どころあるのは岩殿寺コースなど東側からの登山が良い。
岩殿寺コースの登山道:
奥宮まで3.5km。
岩殿(がんでん)寺参道〜2km〜数台駐車スペース〜1km〜九頭龍社〜雷神社〜500m〜奥宮
奥宮の少し下には別所公民館コース(菖蒲沢コース)から登って来た登山道分岐がある。
別所公民館コースの登山道:
奥宮まで2.7km。
公民館(消防詰所)〜1km〜菖蒲沢コース分岐〜800m〜山神〜900m〜奥宮
奥宮の下500mほどの所に三角点頂上への分岐、三角点まで約1km。
菖蒲沢コースの登山道:
奥宮まで2.3km。
菖蒲沢へ入った所に駐車スペース数台〜600m〜別所公民館コース分岐〜後は別所公民館コースと同じ。
横尾峠コースの登山道:
生坂村の国道19号線の池沢から車で横尾峠まで。
しかしこの登山道はあまり使われていない。
季節・道路整備によって峠のかなり手前までで車止めの場合もある。
また、登山道もしっかりしていない。引き返す場合もある覚悟で。
2012/11/04 京ケ倉・大城
http://www.geocities.jp/trek_mh2/222kyo.html
から見た岩殿山
中央ピークのすこし向うに奥宮がある。
右端が三角点頂上の岩殿山。岩殿寺は奥宮の向こう側(東側)。
2013/05/16 岩殿寺コースで登ってみた。
岩殿寺(がんでんじ)
岩殿寺の道路向かいの橋を渡る。「岩殿山参道ここから3500m」の表示。
車で2km林道を行くとここが駐車場。「岩殿山まで1.51km」の表示。
この先400m車で行けるが、行き止まりでUターンできない。バックも困難。
私は軽四で何度も切り返しやっとUターンしたがとても危険。
この先、車で行くのは絶対やめるべき。
問題の行き止まり地点。Uターン非常に危険。
私も二度とここまでは車で来ないことにする。
このすぐ上にある登山口(正面)、パイプの梯子あり。
新緑の美しい登山道
登山道にある九頭龍社
新緑の美しい登山道
登山道にある雷神社
登山道
登山道の脇にある「学問行者墓地」
分岐点
本堂(拝殿)跡。左へ天狗岩〜菖蒲沢ルートへ。右へ岩殿山・奥ノ院・三社権現。
地元では「三社権現」のある所を「岩殿山」と呼んでいる。
地図上の岩殿山(三角点のある所1008m)は天狗岩を過ぎた、
さらに下の菖蒲沢ルートの分岐点を右側に行く。
千手観音洞窟(登山道直下50mにある)
岩殿山奥ノ院(三社権現)
この巨大な岩と、岩のカラフルな模様・蜂の巣状の穴
(いずれも自然に出来たもの)には驚嘆する。
山頂になぜこのような巨岩があるのか?なぜこのような模様が出来たのか??
穴の深さは5〜10センチで貫通していない、大きさも5〜30センチで形もさまざま。
穴の底部にも地層(堆積模様)が見え、
カラフルな模様は表面だけではなく深いことがわかる。
形状は大小さまざまあり、浸食?が進む過程がわかる。
(浸食だったなら、ここは海底だったのか?巨大な川だったのか?太古に隆起したのか?)
私の第一印象では、模様は木星の写真に似て、穴はSF映画エイリアンの卵の巣そっくりだ。いかが?
登山者は私以外誰も居ず、一人でいると不思議な世界に迷い込んだ感覚になる。
洞窟には行者が修業した跡と思われる人工的な石積みがある。
参拝した後、三社権現の右側を登って岩の上に出る。
ここの岩登りはかなり厳しい。高さ10m。
岩の隙間は肩の幅ちょうどしかない。斜度は70度ほど。
ロープの劣化があり体重をかけてはいけない。
遠方は聖山
岩の上に出る
左右は岩の絶壁で足がすくんでまっすぐ立てない
三社権現の頂上岩山より、この後で行く天狗岩を見る。
天狗岩(左)と三角点のある岩殿山(右)
お弁当で昼食後、三社権現の頂上岩から下り、先ほど通った分岐点に戻り、
菖蒲沢ルートの天狗岩へ行く。(分岐点から5分ほどて着く)
天狗岩の登り口
天狗岩の頂上。断崖絶壁で足がすくんで立てない。それでもやっと撮った写真
正面は聖山。
馬の背のような頂上岩にはツノになった尖がりが各所にある
天狗岩の頂上。中央左は先ほどまで居た三社権現の岩山。
天狗岩の頂上から見える剣刷山(左)〜京ケ倉(中)〜大城山(中右)
天狗岩からは京ケ倉・大城山が見えるが、
三社権現の岩山からはほとんど見えないことがわかった。
その向こうには北アルプス(鹿島槍ヶ岳〜白馬岳)が見えているが
春霞で写真ではうまく写らなかった。
頂上から東(麻績村・筑北村)を見る。新緑が綺麗で眩しい。
天狗岩〜分岐点に戻る間にあった「開山塔」と山つつじ
天狗岩から菖蒲沢コースに下る道。
今日はこちらには行かないで元来た道を戻る。
13:25下山開始。
登山の時は気が付かなかったが下山途中に、
三社権現にあった岩と同じような形状の岩肌があった。
14:10 駐車場到着。帰途。
岩殿寺からさらに南へ2km行くと消防詰所の右へ登る
別所公民館コースがある。「岩殿山2.9km」の表示。
ここは、写真のすぐ上までしか車で行けない。駐車場は上には無い。
さらに南へ1kmほど行き右に曲がると菖蒲沢コース入口がある。
この金網のヒモをほどいて車を中に入れて進む。
金網は有害獣防止柵。「岩殿山参道入口、ここから3100m」の表示。
柵の先500mほどで悪路のため車が進めなくなって、そこが菖蒲沢コースの登山口。
行ける所まで車を進めたら悪路の為、ハマリ込んで危ない目に逢いました。
スコップを車に積んでいて助かった。先まで車道があっても安全な場所に駐車してその後は歩くこと!
写真の金網の左へ2kmほど山道を車で上ると大側地区という所に福寿草の群生地がある。
時期には訪れたい。
岩殿山については、岩殿寺コースで登り、
分岐点で天狗岩まで行き、また戻るコースが一番良いと思いました。
(今日のオマケ写真)
帰る途中、滝上第2トンネル(国道403号線)近くで道路工事をしていました。これがスゴイ!!
道路左斜面に注目!
日本の土木技術はすごいが、この運転手の勇気もすごい
(危険なのでリモコンかと思ったが、中に運転手が乗って操作していた)。
現場に居た人に聞いたら、重機が落ちないようにワイヤーで吊っているというが、
それにしても・・・・・
滝上第2トンネルと岩石の山が綺麗な滝上峡。
これにて本日の終了。
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