このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
スペイン世界遺産エッセー/グラナダ
①位置と地形
シエラネバダ山脈の万年雪が活かすざくろ状のイスラム都市
首都マドリッドの南方432kmに位置し、人口は約30万人足らず、程よいの規模の地方都市です。
万年雪を抱くネバダ山脈 (最高峰ムルアセン、3482m) の山麓、海抜685mの盆地と
それを取り囲み対面する二つの小高い丘で構成、
一方はアルハンブラ宮殿とヘネラリーフェ庭園、対面するのがアルバイシン地区のある丘です。
両側の丘をざくろの皮、中の平地をざくろの実の部分にみたて、
「ざくろ」のことをスペイン語で「グラナダ」
ということから、
この地形を地名の由来に結びつける説があります。
写真はアルバイシン、サクラモンテ地区です。
アルバイシン地区はかつてのイスラム教徒の居住区であり、カルメンとよぱれる邸宅が散在、
サクラモンテはジプシー(ヒターノ)の穴居住宅地区、素朴なフラメンコが鑑賞できます。
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