このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

スペイン旅行つれずれ/トレド

歴史②

そして紀元5世紀頃になると、
波を打ってやってくるゲルマン諸族(※2)に包囲され、とうとう陥落させられますが、
それまでのローマ支配の時代の間にギリシア・ローマ文化とイベリア(イスパニア)文化が融合され、
トレド特有の(宗教?)感覚が醸成されたとのことです。
後のスペインの歴史にスペインらしさ、スペインの心として、脈々と波打っていくことになったとのこと。

西暦306年にはキリスト教支配体制の重要な拠点であった司教座がおかれ、
411年にアラノ族、418年には西ゴート族(※3)がこの町を支配下におさめ、
アタナヒルド王はここに宮廷を置き、西ゴート王国(hispano-godo)の統治拠点としています。
同時に、大司教座もおかれキリスト教支配体制の重要な拠点に昇格することになりました。




脚注
※2 アラン族、バンダル族(アンダルシアにまで南下、バンダル族はアンダルシアの地名由来となっています。)、
※3 西ゴート族(トレドに王国を築き、イスラム支配の時代は北方のカンタブリア山中に避難、その後の国土奪回の立役者となる。




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