このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
万年雪を抱くネバダ山脈裾野に位置、 乾燥酷暑のイベリア半島南部にもかかわらず、雪解け水が涼感をもたらす古都。 七百年に及ぶイスラム教徒のイベリア支配最後の砦であり、 国土奪還の後、スペイン統一王国初代カトリック両王(イザベル女王とその夫君)がこよなく愛した土地です。 地名のグラナダは「ざくろ」の意で、 真っ赤な実である市街盆地を小高い山や丘がざくろの皮のように取り囲んでいます。 市街北部の丘にはスペイン・イスラム文化の華といわれるアルハンブラ宮殿、 隣接し、ネバダ山脈からの雪解け水がふんだんに活用されたヘネラリーフェ庭園が、 ダーロ川をはさみ向かいの丘にはイスラム教徒居住区アルバイシン、穴居住宅でしられるサクラモンテが広がっています。 1984年にアルハンブラ宮殿とヘネラリーフェ庭園、1994年にアルバイシンが ユネスコ世界文化遺産 に登録。 | ||||
グラナダ主要観光スポット( ★ 〜 ★★★ 印 は作者の個人的評価 ) | ||||
①アルハンブラ宮殿 ★★★ | ②ヘネラリへーフェ庭園 ★★ | ③サン・ニコラス広場 (アルバイシン )★★★ | ||
アルカサバ ★★★ | カルロス5世宮殿 ★ | 王宮 ★★★ | アルハンブラ宮殿に付属する庭園と離宮、ネバダ山脈の雪解け水が見事に活用されています。春・秋または夏の朝、冬の午後などの快適気温の時にはゆっくりと時間をとり場に浸りきってみたいものです。 | アルバイシン地区にあるサン・ニコララス教会の広場。アルハンブラ宮殿の眺望が見事で、特に夕焼け時に赤く染まるアルハンブラ(赤い城)宮殿はネバダ山脈の白雪とあいまってロマンテッィクです。スペイン旅行の醍醐味が満喫。 |
アルハンブラ宮殿は要塞兼王宮。丘全体を強固な城壁と見張り塔で防御しています。中心の防御施設であるアルカサバからグラナダのパノラマが楽しめます。 | 希少なイスラム建築の中心にどこにでもあるヨーロッパ・ルネサンス様式の建造物を混入してしまったとカルロス5世が嘆いたといわれるものです。夏のグラナダ音楽際の会場のひとつ。 | スペイン・イスラム建築の最高傑作、ヨーロッパの威風堂々としたルネサンスやバロック様式にくらべ、内部空間の快適性(居住性)が工夫されています。見た目より居住してその価値がわかるものかもしれません。 | ||
④サクラモンテ ★ | ⑤王室礼拝堂 ★ | ⑥大聖堂 | ⑦イサベル・ ラ・カトリカ広場 | |
ジプシー居住区、穴居でのフラメンコ・ショーで知られるが、治安はよくないとのこと。写真はサクラモンテをアルハンブラから遠望したものです。 | カトリック両王の豪華な棺が安置。カスティーリャ王国のイサベル女王とアラゴン王国のフェルナンド王が共同して、イスラムからカトリック教を奉じてスペインを奪還、統一国家を樹立。そのため初代国王は二人あわせてカトリック両王と呼ばれている | 16世紀初頭に着工、スペインではプラテレスコ様式と呼ばれるルネサンスからバロックにかけての様式が採用。 | 日の沈むことのない大帝国スペインの最大の功労者、コロンブスとその支援者であるイサベル女王の記念広場。廷臣の反対をおしきり新大陸航海支援の決断が、アルハンブラ宮殿陥落の直後、このグラナダで行われたとのこと。 | |
個人旅行の場合のオススメ・グラナダ市内観光コース①アルハンブラ宮殿→ | ||||
<観光施設 入場時間> ※2006年11月に確認 アルハンブラ宮殿とヘネラリーフェ庭園 11月から2月 08:30-18:00 夜間 金・土曜日 20:00-21:30 3月から10月 08:30-20:00 夜間 火曜から土曜日 22:00-22:30 王室礼拝堂 4月1日から10月31日 月曜から土曜日 10:30-13:00 16:00-19:00 日曜日 11:00-13:00 16:00-19:00 11月1日から3月31日 10:30-13:00 15:30-18:30 日曜日 11:00-13:00 15:30-18:30 閉館 1月1日2日、聖金曜日 10月12日、12月25日 <交通> グラナダ発着路線バス時刻表 国鉄(RENFE) | ||||
グラナダのホテル
スペインのホテル
| ||||
グラナダの地図(現地語)
近郊の観光地 ラス・アルプハラス★★ (グラナダ南西約50km) | ||||
シニアが味わうスペインの旅 シニアのためのスペイン旅行計画 |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |