このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

スペイン旅行のためのヨーロッパ建築

様式の流れ/ゴシック〜ルネサンス・ムデハル様式

ゴシック様式

教会権威を演出するための様式、先の尖がったアーチと高い天井を支える束ね柱が特徴。


トレド大聖堂/トレド
(ラ・マンチャ地方)



ゴシツク時代の大聖堂は巨大で数世紀に渡って建築されることが多かった。そのため、ひとつの建物にゴシツク・ルネサンス・バロックが混合する。左の大聖堂は真正面には半円形のアーチと先の尖ったアーチの二重構造が窺え、右側の塔はルネサンス時代のもの。

ブルゴス大聖堂/ブルゴス
(カスティーリャ地方)


右の大聖堂は典型的なゴシツク様式、天上の神に近づくよう建物が上に伸びている。バラ窓を支える尖形アーチが見える。

ルネサンス様式

建築家の個性を表現、アーチは半円形に復帰。


ムデハル様式

スペイン風
イスラム建築


サン・ロレンソ修道院/エスコリアル
(マドリッド地方) 



左の修道院はエレラ様式とも言われ、建築家フアン・デ・エレラの一連の作のひとつ。整然とし、均衡がとれている。


テルエル大聖堂/テルエル
(アラゴン地方)




右はかつてイベリア半島を支配していたイスラム教徒たちが残した遺産。レンガを多用しているのが特徴。


バロック〜ネオ・クラシック様式へつづく

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