このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ガリシア地方の概説 | |||
[地名の由来] ガリシア地方の地名はラテン語 Gallaecia (旧ローマ帝国属領)に由来しているとのこと。 [面積] 29,500k㎡( 全面積の約 5.8% ) [人口] 約275万人( 全人口の約 7.0% ) [地理・気候] イベリア半島北西に位置し、レオン山脈西端が大西洋に緩やかに沈み込む丘陵地帯に広がるガリシア地方です。風化した古生代の花崗岩はそれを被う豊かな緑と共に、なだらかでやさしい雰囲気をかもし出しています。大西洋に接するリアス式海岸は風光明媚で、北部の断崖の険しい部分を高リアス、南部の入り江が奥深く入り込んだ部分を低リアスと呼んでいます。ガリシア地方の気候は大西洋からのメキシコ暖流に乗った湿潤な風を強く受け、スペインで最も雨が多い地方となっています。気温は年間を通して温暖。(リアとはスペイン語で深く内陸に切り込んだ入り江のことで、この複数形がリアス) [歴史・文化] ガリシア地方はかつてのケルト族の地で、同じケルトの地であるフランスのブルターニュやイギリスのアイルランド、ウェールズと共通点が多いようです。これらの地方に共通する花崗岩の十字架は同じキリスト教でもラテンのものとは趣を異にします。ガリシア地方は中世キリスト教陣営とイスラム教陣営の攻めぎあいが激しかった頃、サンティアゴが巡礼聖地となり、この聖地への巡礼路は大発展することになりました。今でも観光客が多いものの巡礼者が絶えず、ヨーロッパ・キリスト教三大巡礼地の地位を保っています。ガリシア地方州都であるサンティアゴは、古くからの大学都市でもあり、歴史的建造物とアカデミックな雰囲気が調和してゆっくり滞在するのに心地良い空間を提供してくれます。ガリシア州は北西の海岸地域、コルーニャ、北東のレオン山脈山麓のルーゴ、南西の海岸、ポンテベドラ、海岸のない唯一の地域、オレンセの4県で構成されます。 [観光ポイント] ガリシア地方のリアス式海岸は夏に冷涼なため避暑リゾート地として人気があります。国営のパラドールで優雅な時を過ごすのもよいし、経済的な宿に宿泊し長期間ゆっくりくつろぐのも魅力です。セブレイロ峠からルーゴ、サンティアゴへと続くサンティアゴ巡礼路は聖地・サンティアゴ・デ・コンポステーラの旧市街、ルーゴのローマ塁壁と共にユネスコ世界文化遺産に登録されています。 | |||
ガリシア地方の古都や小さな町をご紹介〜各県ごとの概説からそれぞれの古都や小さな街へアクセス出来ます〜 | |||
☆☆ラ・コルーニャ県 サンティアゴ巡礼の聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラで知られる県。 ☆☆☆サンティアゴ・デ・コンポステーラ ☆ラ・コルーニャ ☆☆クロタ展望台 フェロール フィニステーラ ノイア セー ベタンソス サダ ムロス ☆ルーゴ県 世界遺産の城壁町ルーゴが県都。 ☆ルーゴ ビリャルバ ☆☆セブレイロ ☆リバデオ モンドニェード オーレンセ県 シル渓谷のぶどう畑や教会建築が楽しめます。 ☆オーレンセ シル渓谷 ベリン セラノバ ☆ポンテべドラ県 リアス式海岸でのリゾートが避暑に快適。 ☆ポンテベドラ ☆ビーゴ ☆バイオナ ☆カンバドス ☆トゥイ | |||
ガリシア地方(サンテイアゴ) 2006年12月8日の天気予報 曇り時々小雨、晴れ 最高11度 / 最低8度 | |||
シニアが味わうスペイン旅行 |
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