このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

つなわたり/ロープウェイに乗ろう

日本ケーブル 山口きらら博 きらゴン(476m)

  • 単線固定循環式(パルスゴンドラ)
  • 開業:’01年07月14日
  • 期間限定(会期:’01年7月14日〜9月30日)
○公式ホームページ
山口県(山口きらら博):http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/chiiki/expo/index.html
会期はすでに終了していますが、公式HPは現存しています。
○アクセス
小郡駅、阿知須駅、山口宇部空港からシャトルバスがありました。
会期が終了していますのでシャトルバスの時刻表は省略します。
(’11年10年01日追記)
公式HPのアドレスを修正しました。

走破記

日本ではこの博覧会開催期間中のここにしか存在しない単線固定循環式(パルスゴンドラ)である(実際は 岐阜県朝日村 にもう1線あるが一般客の利用は出来ない)。しかもロープウェイでは極めて珍しいことに冷房が付いている。この冷房のついた4両連結の搬器、4編成がA駅とB駅の間を結んでいる。1編成は客室3両と電源車1両で構成されていて、電源車は各車両へ冷房用の電源を供給している。また、駅が2つ編成が4編成でしかも固定式ということは?そう、2つの編成が駅で客扱いをしている間、他の2編成の搬器は路線上で停止することになるのです(それがパルス式と呼ばれる所以でもあります)。路線途中で停止するロープウェイは日本ではここの他には存在しない(’11年追記:現在はサマーゴンドラに同様のものがあります)。その為、利用客には、駅で注意を喚起する「このロープウェイは路線の途中で一旦停止します。故障ではありませんのであらかじめご了承ください」とのアナウンスが常に流れている。確かに予備知識もなしに路線上で止まられては恐怖感を持ってしまう乗客もいるかもしれない。その事を知って乗車しても上空から再び動き出す時は少しだけだがやはり怖さを感じるロープウェイである。

博覧会はあまり見たいものがなく、このあと筆者は会場内にあった山口県産の肉を自分でバべキューに出来るお店があり、そこでおいしい焼肉と地ビールを口にして会場をあとにした。

山口きらら博・きらゴン(スポーツゾーン駅) 山口きらら博(きらゴン)のスポーツゾーン駅。「きらゴン冷房中」の看板を立てかけているところです。これが売り文句になるほど暑い一日でした。

山口きらら博・きらゴン(路線) 山口きらら博(きらゴン)は会場内の入り江を越えます。徒歩では大回りになってしまう2点間を結んでいて会場内の移動には便利です。きれいなリゾート風の景色を上空から眺める事もできますし。

山口きらら博・きらゴン(搬器) 山口きらら博(きらゴン)のアップです。写真は搬器が上空で間もなく停止する所です。実際に停止するのは路線の丁度中間地点、つまり2つの編成が全く同じ所へ来たときです。また一番後ろにくっついている小さい搬器が電源車(他の3両に冷房用の電源を供給)です。勿論乗車は出来ません。

山口きらら博・きらゴン(やまぐちゾーン駅) 山口きらら博(きらゴン)のやまぐちゾーン駅です。駅の外から搬器が折り返す様子が見えていて楽しい雰囲気です。

山口きらら博・きらゴン(やまぐちゾーン駅) ちょっと引くとこんな風景です。このロープウェイは少しのアングルの違いで全然違う風景写真が出来るので、写真を撮っていておもしろいなあと思いました。

(’01年08月18日取材)

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