このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

つなわたり/ロープウェイに乗ろう

朝日村 山麓停留所−山頂停留場(286m)

  • 単線固定循環式
  • 開業:’96年02月10日
○公式ホームページ
既にロープウェイ、スキー場共に廃止になっていますので、公式HPはありません。
○アクセス
既にロープウェイ、スキー場共に廃止になっています。以下は取材日現在のアクセス情報です。
下呂駅、飛騨小坂駅からの濃飛乗合自動車の鈴蘭高原行きの路線バスで終点下車(時刻表に掲載)。
飛騨小坂駅から所要40分、運賃は1500円です。
なお、路線バスの乗車には前々日までの電話予約が必要です。
(’11年09年27日追記)
アクセス情報、公式HPのアドレスを修正しました。

走破記

今朝の 濁河温泉スキー場 から一路レンタカーを飛ばしてやっと到着しました。

ここは、朝日村の管理する普通索道(ロープウェイ)です。すぐ隣には東海ラジオの系列会社が経営する鈴蘭高原スキー場があるのですが、このロープウェイだけはスキー場が隣接しているにもかかわらず、その管理者はそことは別の朝日村営になっています。ところで、このロープウェイ大変珍しいことに一般旅客の乗車が出来ません。というのも、これはこの鈴蘭シャンツェと呼ばれるスキージャンプ台への選手輸送専用のロープウェイだからです。従って、スキージャンプの大会(あるいは練習会)が開催された時だけに運転され、その選手だけが乗車する、全国でもここだけのジャンプ台専用ロープウェイなのです(一般的にはジャンプ台への選手輸送にはリフトが用いられています)。

ちなみに筆者は、この地に来るまでに朝日村へこのゴンドラを乗せていただけないかとの交渉をしました。また、現地で鈴蘭高原スキー場へも同じ申し入れをしましたが、いずれも見事に断られ乗車は出来ませんでした(鈴蘭高原スキー場はこのロープウェイの管理者ではないので、本来そこへお願いするのは検討違いなのですが)。

さて、これで短い連休のスキー旅行は終わり、 続きは再来週 です。

(併せて走破したリフト)

鈴蘭高原スキー場:トップライナー、第1ペア、第3ペア、第4ペア、北山トリプル

第2ペア、北山第1ペア、北山第2ペアは運休

(メモ)

申し入れの甲斐あってか(はたまた単なる偶然か)、その後、朝日村のホームページにはロープウェイ(搬器)の写真が追加されています。当時は朝日村のロープウェイがここでいいのかもよくわからない程の情報量だったので、それから比べれば格段の進歩と言えるのでしょうか?

今日(’03年02月04日)現在、ここ鈴蘭シャンツェでは第52回高校スキー大会が開催されていまして、その模様は朝日村のホームページにも掲載されています。興味がある方はそちらもどうぞ。

’11年09月27日追記:上記の2件は既に見る事が出来ません。

(メモ2)

朝日村は平成の大合併で高山市の一部となっています。

鈴蘭シャンツェ・ゴンドラ(山麓駅) 鈴蘭高原スキー場へのほんのちょっと手前の坂を上がる(注意深く見ていると道路から見えます)と見えてきました。朝日村の山麓駅です。一般旅客営業がないので切符売り場もなく大変簡素な作りの山麓駅です。

ところでこのジャンプ台は鈴蘭シャンツェですし、隣のスキー場は鈴蘭高原スキー場なのですが、「すずらんグループ」って一体何を指しているのでしょうか?全く解りません。

鈴蘭シャンツェ・ゴンドラ(搬器) ご覧の通り現在は運転されていないので、山麓駅に停車中の搬器を注意深くみてみましょう。搬器は山麓駅に3台、当然山頂駅にも同じように3台停車中でしょうから合計で6台のようです。

また、ここは常設ロープウェイでは唯一の単線固定循環式です(常設以外では やまぐちきらら博のきらゴン が単線固定循環式でした)。

鈴蘭シャンツェ・ゴンドラ(路線) 全長286mのとっても短い、このロープウェイの全線です。すぐ隣を走る鈴蘭高原スキー場の中央トップライナーリフトが1012mありますから本当に不自然に短いです。どうしてここにはゴンドラを架けたのでしょう?

鈴蘭シャンツェ・ゴンドラ(山頂駅) そしてこちらが、朝日村の山頂駅と鈴蘭シャンツェことスキージャンプ台です。今のところこのロープウェイに乗るためには、このジャンプ台からスキーを履いて飛ぶ必要があります。困ったものです。

(’02年01月27日取材、未走破)

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