このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

つなわたり/ロープウェイに乗ろう

九州産業交通 阿蘇山西−火口西(858m)

  • 四線交走式
  • 開業:’58年04月10日
○公式ホームページ
阿蘇山ロープウェイ:http://www.kyusanko.co.jp/aso/
○アクセス
阿蘇駅から産交バスで(所要40分、運賃540円)です。
これ以外に同じ産交バスの赤水駅行き(所要40分、運賃590円)と、産交バス(九州横断バス)の別府駅(所要3時間30分)、熊本駅(所要3時間)、長崎駅行き(5時間30分)のバスの便があります。
上記路線バスの時刻表は公式HP、時刻表に掲載されています。
(’11年10年15日追記)
公式HPのアドレスを修正しました。

走破記

昨日宿泊した 長崎 から九州産業交通(やまなみハイウェイバス)に乗り阿蘇山を縦走!の予定で来た。ところがバスは途中大渋滞にはまり阿蘇山西駅に到着したのは3時間遅れの16時になっていた。もう、とても登山はできない時間になっていた。仕方なく本日は退散し宿泊地を探す事にした。阿蘇山西駅に近い観光案内で聞くと、阿蘇山には宿泊施設はないので、豊肥本線沿線まで戻らないとならないことが判明する(阿蘇山内には宿泊地はおろか民家もない)。しかも阿蘇駅前のホテルまで満室だったので大事を取って熊本駅まで戻ることになってしまった。

一夜明け、昨日目的を果たせなかったので、今日はリベンジである。朝一番の阿蘇駅からのバスに乗車し、朝一番のロープウェイに乗車し万全を期す。

今日はここから旅行鞄を抱えて中岳を通って 仙粋峡ロープウェイ に連絡の予定である。筆者の持って来た昭和55年の地形図には、今日のルートよりもほど近いとは1時間ほどのルートで 仙粋峡ロープウェイ に連絡できる登山道が掲載されているが、近年の噴火のあおりでこのルートは閉鎖してしまっているようである。2番にに近いルートとなると、阿蘇中岳山頂を通るルートとなり、これはもう立派な登山となる。

ところで、この阿蘇山西駅には、観光バスを始めとして路線バス、多数の自家用車が到着するところで、大変な賑わいを見せている(ここらへんが 仙酔峡ロープウェイ と全く対極をなしていて不思議なぐらいである)。

阿蘇山ロープウェイ(山麓駅) 九州産業交通(阿蘇山ロープウェイ)の山麓駅です。立派な大きな山麓駅で、その1階はバスターミナルとおみやげ屋さんになっています。それにしてもどこから沸いてきたのかと思うほど本当に多くの観光客で賑わっています。

阿蘇山ロープウェイ(搬器駅) 九州産業交通(阿蘇山ロープウェイ)の搬器です。

この写真は’02年09月16日の朝一番の登り線の搬器から下り線の搬器を狙ったものですが、不思議なことに満員の乗客が乗車しています。ロープウェイと並行する登山道に多くの観光バスが連なって上がっていっており、(観光の時間を稼ぐためなのか?)片道だけロープウェイに乗車させているようでした。

< 阿蘇山ロープウェイ(山頂駅) そしてこれが九州産業交通(阿蘇山ロープウェイ)の山頂駅です。

山頂駅の手前には、火山弾からの被害を防ぐための擁壁が設けられています。

阿蘇山ロープウェイ(路線バス、九州横断バス) これが長崎駅からの九州産業交通(やまなみハイウェイバス)の別府行きです。途中雲仙、阿蘇などの観光地に寄りながら一日かけて別府駅まで行きます。このバスはフェリーに乗せられたり、弁当の注文をとりに来てくれたり、また途中で乗降が出来たりととても不思議です。特に諫早付近では(おそらく雲仙行きの特急バスを待っていると思われる)バス停に待っているお客さんの(このバスの”方向幕が別府駅行き”となっているところを見た時の)ギョっとした驚きの表情がとても印象的でした。

そういえば九州産業交通と言えば産業再生機構の第一号となりましたね。今後こいつらはいったいどうなってゆくのでしょう?とても心配ではあります。

(’02年09月15、16日取材)

普通索道(交走式・往復式の部)へ戻る Homeへ戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください