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秋北バス時刻表(取材日現在)
走破記
前泊の秋田 を早朝の各駅停車に乗って出発し大曲駅から路線バスに乗って、スキー場の最寄りのバス停に着く。今日はスキー板を抱えていないとはいえ、ここから約2kmも歩かなくてはならない。しかも恥ずかしいことに、このスキー場は筆者が行ったこのシーズン終わりの3月になると土日のみの営業となるのであるが、その事を知らずにわずか2日前に同じようにバス停から無駄に2km歩いておずおずと帰ってきたばかりである。ということで今回は道に迷うこともなくとっとと到達する。
先ずはスキー板を借りようと、レンタルスキーコーナーへ行くとそこには2日前に休みのスキー場でお会いした係員氏が「おとといいらっしゃったかたですよね?」と聞いてくる。別に悪いことをしているわけではないが、このロコスキー場に遥々大阪から来てファンスキーを借りる客は異様に映ったにちがいない。
ところでこのスキー場にはリフトはゴンドラを併せて2本しかない。しかもつい数年前までは山麓側のリフトもなく、リフトが1本しかなくその1本がゴンドラリフトという不思議なスキー場であった。また、コクドのたいていのスキー場には近くにプリンスホテルからの連絡バスの便があるのだが、このスキー場は近くにプリンスホテルさえない不思議なスキー場である(実際は田沢湖プリンスホテルがあるのだが、そのホテルは冬季休業となるのです。しかも遠いし)
そんなスキー場なので、お客さんは少なくゴンドラは行列もなく乗り放題なのだが、なにぶんにも高度が低く秋田県にあるスキー場とはいえ、雪はかちかちで借りたファンスキーでは(慣れのせいがおおいにあるけど)何度もおもいっきり転倒しそうになる。そんな貧弱な雪を守るため土日のみの営業になっているのでしょう、たぶん。ちなみに余談ですが、筆者は板は長い方が好きかな、特に高速滑走時の直進性を心配しなくてもいいし。
さてこのスキー場で今回の秋田旅行は終わりです。寝台特急にでも乗って大阪へ帰りましょう。
(併せて走破したリフト)
第1ロマンス
第1ロマンスは単線自動循環式
大曲バスターミナルからこのバスでスキー場に向かいます。幸い天候もよく現地での2kmの徒歩も苦にならなそうです。念のため現地でもタクシーの電話番号を握りしめて行きましょう。
余談ですがこのバス車内には「都バスマスコットキャラクター」のシールが貼ってありました。
こちらがコクド(千畑ゴンドラ)の搬器です。このタイプの搬器はそろそろ見飽きて来ましたね。 (動画はこちら)
(’03年03月15日取材)
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