このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

つなわたり/ロープウェイに乗ろう

奥飛観光開発 しらかば平−西穂高口(2597m)

  • 四線交走式
  • 開業:’70年07月15日
○公式ホームページ
新穂高ロープウェイ:http://www.okuhi.jp/
○アクセス
高山濃飛バスセンター(高山駅)より新穂高温泉行き濃飛バスにて終点新穂高温泉下車。そこで同じ 奥飛観光開発の第1ロープウェイ に乗車し終点下車すぐ。なお、新穂高温泉には東京、名古屋、大阪より直通バスが乗り入れています。路線バスの時刻は時刻表に掲載されていますのでここでは省略します。

走破記

第1ロープウェイ の山頂駅の写真なんぞを撮りながら 第1ロープウェイ から降りた客のあとを追い掛けて 第2ロープウェイの山麓駅に到着する。ちなみにマイカーの客はここまで自家用車で来てここから乗る事になる。そのため第2ロープウェイの搬器は2階建てのジャンボなものになっている。

乗客はやはり少しでも眺めのいいところを好むのか?どうしても2階の方から埋まってゆく。筆者は発車間際に来てしまったので残念ながら係員氏に1階の方へと案内される。路線はスキーシーズンが終わったばかりの新穂高ロープウェイスキー場内を山頂に向かって進む。幸いにも天候がすこぶる良く槍ケ岳が綺麗に見えている。車内では美しい山の写真を撮る者もいる。しかしそんなものは山頂に出ればいくらでも撮れるのだ。でも筆者ももっと特等席に座って全面の車窓風景(それとすれ違う搬器)を撮影したいのだが、この混雑ではそれは叶わないようだ。

山頂駅に到着、山頂付近はまだまだ雪深く、ここから本物の山頂までは本格的な装備がなくてはいかれない模様。そのかわり?山頂駅付近は軽装の観光客向けの遊歩道が整備されており高山植物を見る事が出来るようになっている。

さて、山頂駅からロープウェイを使って山を降り宿へ帰り着く。客室に備え付けられている観光情報誌を読んで知る。来年からは今日車窓で見た新穂高ロープウェイスキー場が営業しないことを。今回の旅行はここの1泊で終了です。明朝は大阪を目指して帰ります。

新穂高ロープウェイ・第2ロープウェイ(山麓駅、しらかば平駅) 奥飛騨観光開発・第2ロープウェイの山麓駅ことしらかば平駅です。2階建てのロープウェイが発着する為、大きな立派な駅舎になっています。建物内には食堂や売店などもあります。

新穂高ロープウェイ・第2ロープウェイ(山麓駅、しらかば平駅) 山麓駅を山側から撮影しました。左側が現在の山麓(しらかば平)駅です。右側はリニューアル前の旧しらかば平駅で、建物内には旧搬器も保存されています。

新穂高ロープウェイ・第2ロープウェイ(旧搬器) その旧搬器がこちら。ありがたい事に中に自由に入れるようになっています。でも建物が少し小さいので搬器全体が撮影出来ないのが少し困りものです。

新穂高ロープウェイ・第2ロープウェイ(搬器) こちらは現在活躍中の2階建て搬器。日本広しと言えど2階建てロープウェイはここでしか見る事が出来ません。

新穂高ロープウェイ・第2ロープウェイ(山頂駅、西穂高口駅) 山頂駅(西穂高口駅)に到着しました。山頂駅付近はまだまだ雪がつもり下界の軽装ではすぐに凍えてしまいます。

(’03年05月05日取材)

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