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走破記
第1ロープウェイ の山頂駅の写真なんぞを撮りながら 第1ロープウェイ から降りた客のあとを追い掛けて 第2ロープウェイの山麓駅に到着する。ちなみにマイカーの客はここまで自家用車で来てここから乗る事になる。そのため第2ロープウェイの搬器は2階建てのジャンボなものになっている。
乗客はやはり少しでも眺めのいいところを好むのか?どうしても2階の方から埋まってゆく。筆者は発車間際に来てしまったので残念ながら係員氏に1階の方へと案内される。路線はスキーシーズンが終わったばかりの新穂高ロープウェイスキー場内を山頂に向かって進む。幸いにも天候がすこぶる良く槍ケ岳が綺麗に見えている。車内では美しい山の写真を撮る者もいる。しかしそんなものは山頂に出ればいくらでも撮れるのだ。でも筆者ももっと特等席に座って全面の車窓風景(それとすれ違う搬器)を撮影したいのだが、この混雑ではそれは叶わないようだ。
山頂駅に到着、山頂付近はまだまだ雪深く、ここから本物の山頂までは本格的な装備がなくてはいかれない模様。そのかわり?山頂駅付近は軽装の観光客向けの遊歩道が整備されており高山植物を見る事が出来るようになっている。
さて、山頂駅からロープウェイを使って山を降り宿へ帰り着く。客室に備え付けられている観光情報誌を読んで知る。来年からは今日車窓で見た新穂高ロープウェイスキー場が営業しないことを。今回の旅行はここの1泊で終了です。明朝は大阪を目指して帰ります。
(’03年05月05日取材)
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