このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


鼻見城山(長野県飯綱町); 秋深まる奥信濃の里山

− 2006.11.25(土) 快晴 −

 雲一つない快晴、奥信濃の里山の紅葉を見たくなり10時半過ぎに家を出る。笹ケ峰高原の帰りに買ったシナノゴールドをもう一度食べたい思いもあった。
落葉が行く手を遮る遊歩道まだまだ紅葉が楽しめる遊歩道
 国道18号を北上し牟礼村の深沢信号を右折する。そうそう、牟礼村とこれから向かう林檎の産地である三水村は平成大合併で1年前に飯綱町に変わっていた。
陽が射し込む遊歩道落葉を踏みしめ遊歩道を行く
 道を間違え豊田村に行っていた。豊田村も1年半前に中野市に編入している。長野県の平成大合併は馬籠宿で知られる山口村を失っている。
紅葉を満喫した遊歩道鼻見城(山頂)はこの上
 鼻見城は奥信濃で大きな勢力を持っていた芋川氏の初期の構築といわれ東西南は急坂で北方はなだらかで山城の常法の馬が往来できる要塞堅固な山城であった。
鼻見城城址(山頂)三水村(現飯綱町);信濃自然百景の一つ
 三水村は林檎の産地、世帯数約1500戸の2/3が林檎農家、生産量は我が国の1%だという。また、三水米もブランド米である。そんな三水村を見下ろす景色は信濃自然百景の一つである。
鼻見城城址(山頂)二の丸跡から見る本丸城址
 今日は鼻見城山(はなみじょうやま;723m)に登る予定で家を出たのに、余りにも身近な裏山といった存在なので書き漏らすところでした。
綺麗な紅葉の梢アップルミュージアムから眺める鼻見城山
 シナノゴールド(新種の林檎)を買ったアップルミュージアムにもう一度立ち寄る。その後国道18号を北上し、俳人小林一茶の故郷である柏原で引き返す。
 前回、シナノゴールドを買ったお店に寄ってみた。旬を過ぎシナノゴールドは一つも置いてなかった。やむなく王淋を購入し戻る。
 途中で買い物をしたので長野大橋を渡る時は夕暮れも深まり北アルプスが黒くシルエットで美しい。中でも一際目立つのが槍ケ岳であった。
 三日月の弓に矢が放たれたように伸びる飛行機雲、明日は天気が崩れるとか、雪が降る前にもう一度飯綱山に登ってみたかった。

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