このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


浅間山系(長野県東御市); 久しぶりの湯ノ丸と烏帽子登山

− 2007.08.06(月) 晴 −

 7月は週末の天気が悪く湯ノ丸に行くことが出来なかった。そんなことで今年はミヤマモンキチョウとミヤマシロチョウの撮影機会を逸したのかと案じていた。
地蔵峠からつつじ平へのゲレンデリフトつつじ平に新しい看板が・・・・
 月曜に休みをとったので思い切って湯ノ丸と烏帽子行きを決行し8時過ぎに家を出た。午後には夕立が来るとの予報もありハードスケジュールになる。
つつじ平から湯ノ丸山を見上げるもう一息で湯ノ丸山の山頂
 つつじ平ではセセリがわずかいるだけで何やら嫌な気配がした。湯ノ丸山の山頂に向かう途中でもミヤマ姉妹は目撃出来ない。どうなっているのだろう。
南峰から眺める烏帽子岳の山頂湯ノ丸キャンプ場近くの登山道
 湯ノ丸山の山頂にもミヤマモンキチョウはいない。12時少し前に昼食を取る。烏帽子岳に向かい下山を始めるとミヤマモンキチョウが登山道を横切る。
 証拠程度の写真が撮れた。昨年ミヤマシロチョウを多く見かけた所まで下山するとアザミにアサギマダラが止まっていた。ファインダーを覗いているとミヤマシロチョウが写った。
オオチャバネセセリヒカゲチョウ
 アサギマダラを3頭のミヤマシロチョウが追いやる。綺麗には撮れなかったが躍動的なシーンを撮ることが出来た。
アサギマダラコヒョウモン
 烏帽子岳まで登る。久しぶりの登山なのでスローペースだ。お花畑にミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウが飛んでいたが撮影出来たのはわずかであった。
コヒョウモンモドキヒメキマダラヒカゲ
 ミヤマモンキチョウは最盛期を過ぎていたが新鮮な個体もわずかながら飛んでいた。飛翔写真を拡大してみたが黒い紋が写っているものの掲載に値せず。
 ミヤマシロチョウは2週間ぐらい遅れているようで新鮮な個体ばかりで意外であった。ヒョウモンはコヒョウモンモドキが多かった。
 烏帽子から下山し湯ノ丸山と地蔵峠への分岐点まで来たら遠くで落雷がした。地蔵峠まで2700mある。夕立が来る前に車に戻らねばと帰路を急ぐ。
 飲み物がなくなり喉が空々だ。ひたすらに地蔵峠を目指し足早に下る。ソフトクリームを買い求め車中で食べ始めたら雨が降ってきた。
ミヤマモンキチョウ
 東御市の姉宅に寄り一休みして家路につく。上田まで来たら前方が見えないくらいの豪雨だ。洪水注意報が出たようだ。
アサギマダラを追いやるミヤマシロチョウ交尾拒否が続くミヤマシロチョウ
 8月に入るとベニヒカゲが発生する。今年は全体に遅れているのか、その姿は皆無であった。もう一度、ベニヒカゲを撮りに来なければならない。
ミヤマシロチョウ
 そういえば、今年になって山歩きらしいのは今回が初めてだ。体が鈍ってしまったのか登りが苦しい。増してや特別に熱かったこともあろう。
 お盆を過ぎれば蝶撮影も一段落するので純粋な山歩きに徹しよう。さて、そうなれば何処に登ろうか。
 来週は懸案の上高地行きが実現するかも知れない。次の週は仙台出張、8月は車で行くので金曜と月曜に休暇をとった。

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