このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


惰性(長野県大町市); 執着心が薄らぐ撮影

− 2007.09.09(日) 晴 −

 台風一過の青空とはいえない日曜日、昨日の東信遠征の疲れが残っているのかエンジンのかかりが悪くカメラを持っての外出は昼過ぎになった。
この分だと北アルプスがフレームに入る痛んだ翅を向こう側にして撮影
 何処に行くという当てもなく茶臼山に向け坂道を登る。川中島CCの脇道を偵察走行するも、これといった被写体に出くわさず。
ニラの花が好きなようだ  宮城ではアオバセセリがよく吸蜜に来ていた
 国道19号に向け坂道を下り久米路橋に降りた。ウラギンシジミが2頭ほど飛んでいたが撮影にならず。信州新町から小川村に向け山道を登る。
今日のクロツは空腹なんだろうか?ツメレンゲ 産卵だろうか?
 白馬に行こうかと思いいつもの道を急ぐ。美麻まで来てクロツを撮ろうと行き先を変更する。大町スキー場では今日も4WDがゲレンデに造られた競技コースを走り回っていた。
 クロツのポイントではミヤマシジミとクロツバメシジミが4:6の割合で飛んでいた。わざわざここまで来たというのに撮影意欲が湧かない。
比較的新鮮な個体であったミヤマシジミ
 新鮮そうな個体を見つけ撮る。クロツの新鮮な個体がいないこととミヤマのオスがボロだったのが撮影意欲に火を付けなかったのだろう。
ミヤマシジミの近くにネットマンの犠牲になったツバメシジミの死骸が
 それでも納得いくものが何枚か撮れたので帰路につく。15時15分だ。北アルプスは厚い雲に覆われている。雨がポツポツと落ちてきた。
ツバメシジミの交尾ベニシジミも来ていた
 今度の週末は早いもので仙台出張の第三土曜だ。実家で葡萄がとれるので行く予定だ。実家の庭にウラナミシジミが来ているだろう。
 蝶のシーズンも終わるので本格的に里山歩きに切り替えよう。北信にはブナ林が多いので紅葉が楽しみだ。

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