このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


旅立ち(長野県大北地域); アサギマダラの渡りが始まった

− 2007.09.16(日) 晴 −

 昨日、仙台から戻る東北新幹線での天気予報は“晴後曇”だった。何と長野新幹線に乗り換えたら“曇”である。当たらぬ転機予報、今朝の善光寺平は青空だ。
見事なツメレンゲ既に住人が交代して2年になるという
 アサギマダラの“渡り(南帰行)”が始まっているので白馬経由で中綱湖に行くことにした。昨日の出張疲れもあるので家を出たのは8時30分だ。
ミヤマシジミ(♂)ミヤマシジミ(♀)
 白馬で少し道草を喰った。クロカンではマウンテンバイクの大会が開催されていたので通過、ほんの一時白馬鑓ケ岳のみが顔を見せたが白馬三山は雲の中だった。
クロツバメシジミ
 中綱湖の近くにあるアサギマダラの集結ポイントに着く。今日はマーキングしている人達は居なく10人程度の見学者が撮影していた。
 地主の奥さんらしい方が見学者に3〜4日前に大群が旅立ったと説明していた。暫く撮影していたら雨が降ってきたので車に戻り様子を見ることにした。
長い旅立ちを前にウォーミングアップ
 15分ぐらい経ったら雨がやんだので再びフジバカマ畑に行くと“みそら野の住人さん”が奥様と来られていた。
渡り・・・・北帰行でなく南帰行
 今日のアサギマダラの撮影は“飛翔”に徹した。わかってはいたが90%以上がボツ写真だ。こんなに難しいとは思わなかった。
フジバカマを植え“渡り”の手助けをする地主さん
 少しでも撮影範囲を広げようとWCLを装着しての撮影だ。空に舞い上がるアサギマダラを撮りたかったが出目金なので光線を避けるため順光撮影しか出来ない。
 殆どマニュアル撮影をしていないのでシャッター速度優先(1/1000秒)絞り最大にしたが暗くてうまく撮れないのでISO感度を上げたが解決せず。
 止む無くSCNモードで撮影した。シャッター速度は1/500〜1/640秒のため静止撮影にならない。
 10時45分〜13時まで撮影した。空腹感が高まってきたのでアサギマダラ同様に南下することにした。
アサギマダラの撮影は飛翔に徹した
 フジバカマに1頭だけウラナミシジミが来ていたが撮れなかった。みそら野の住人さんから「もしかしたら、クロツのポイントに居るかも知れない」といわれたので寄ってみた。
クジャクチョウキタテハ
 前回よりクロツもミヤマも多かったがウラナミは影もなし。アサギマダラの飛翔撮影の結果を早く見たく20分ほどの撮影で帰路につく。
アカタテハメスグロヒョウモン
 来週の週末は実家に葡萄を頂に行く。実家の庭にウラナミシジミが来ているのでそこで撮ろう。
 もうじき夜中だ、静かな雨が降っているのか音が聞こえてくる。明日は一日中雨降りになるだろうか。

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