このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


太郎山(長野県上田市); 稀に見る北アルプスの絶景

− 2008.03.09(日) 晴 −

 太郎山の裏参道から大峰山に行ってみようと9時前に家を出た。坂城町まで行くと千曲川の河川敷・堤防の野焼きをしていたのでそうでなくても霞みがかっていたのに一段と見え難い。これじゃ大峰山からの展望も期待出来そうにない。
目の覚めるような北アルプスの絶景
 太郎山表参道登山口周辺はハイカーの車が両路肩に所狭しと駐車していた。その間をぬって裏参道登山口を目指す。黄金沢沿いの西光寺線林道はアイスバーンになっていたので途中の大山祇神社前の空地に停める。
大峰山行きを断念したヤセ尾根太郎山山頂北斜面の近道
 太郎山北斜面は20〜30cmの積雪があった。裏参道から大峰山への分岐点に着くと、目の前に北アルプスの絶景が開けた。平地での心配は何処へやら、この時期にしては珍しいほどクッキリとしている。
太郎山への近道 左右の雪景色
 太郎山は100人以上も登ると言うのに、大峰山に向かう登山道には二人ほどの足跡があるだけで心細くなる。積雪で歩き難い稜線をわずか行くと左右が切れ落ちている場所があった。滑ったら谷底に落下間違いなし。怖くなったので引き返す。
 裏参道に戻り、太郎山山頂への近道に入る。林間に数人の足跡が、気持ちの良い雪中登山だ。左右の雪景色がたまらない。日陰の多い裏参道の林道歩きより何倍も楽しい。下山時も同じコースを走り下ろう。
北アルプスの鹿島槍ケ岳〜白馬三山北アルプスの爺ケ岳〜鹿島槍ケ岳
 太郎山山頂に11時30分に着く。所要時間は1時間40分。北アルプスの上空に薄い雲が流れ始めた。昼だというのにクッキリと見えるのは珍しい。山頂でお昼にする。相変わらず次から次へとハイカーが登ってくる。
北アルプスの爺ケ岳の南方向北アルプスの穂高岳・槍ヶ岳
 太郎山神社から上田市上空の霞(雲海)を撮りたく行ってみる。富士山がやっと目視で確認出来る程度に見えた。林間の近道を下りたく再度山頂に戻る。明日から天気は下り坂のようだ。7日〜9日の3連休、充分に楽しませてもらった。
太郎山神社より蓼科山方向の眺め太郎山神社より美ケ原方向の眺め
 下山後、国道18号をスジボソヤマキチョウ(越冬)が横切った。もしかしてと期待しながら千曲川の河川敷に行ってみる。モンキチョウはまだ飛んでいなかった。所見には、あと2週間ぐらいかかるかな?
 この時期に登るとしたら夫神岳かな、実家に顔を出しながら日曜に登ってみよう。青木村からのコースもあるらしい。北斜面なので積雪で道を踏み外すかも知れないのでコースを良く調べておかねば。
 今度の週末は仙台出張だ。250〜300mmだと手振れが起きているので、ヒメギフ撮影に間に合うよう一脚とリモコンを買ってこよう。

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