天気予報は雨・・・・早朝は陽が射した。午前中ならモンシロチョウの初見が出来るかも・・・・そう思うと気がはやる。北信より雲が多そうだが暖かい東信へと車を走らせる。それならばと、例のポイントの状況確認をと立ち寄る。 |
|
| | |
早朝に見えた幻日(げんじつ) | | 訪れた時に停める場所 |
国蝶が乱舞していた雑木林が見える小路に入ると・・・・絶句である。ひと山すべてが伐採され地肌がむき出しになっていた。いつかはと危惧していたのだが・・・・誰も反対しなかったのだろうか。国蝶の棲家だというのに・・・・。 |
|
| | |
国蝶が乱れ飛ぶ雑木林が消えた! |
痛々しい状況を見て欲しい。これじゃ、絶滅まちがいなし。ここには、あと2種の珍しい蝶が棲んでいる。工場用地を造成するようだが、近くに売れ残りがかなりあるというのに何故つくるのだろうか・・・・。 |
|
| | |
土地開発公社が工場団地として再開発している |
伐採された雑木林を丘の上に向かって登ってみた。カモシカらしき足跡が痛々しく残っていた。森林整備と異なり伐採後の切り株を見ても乱暴さが伺える。残された木々も傷だらけで目を背けたくなる。 |
|
第2、第3のポイントに行ってみる。近いうちにこの辺りも再開発として伐採されてしまうであろう。貴重な自然が消えた。見て回る足取りも重いし、鉛色の空も重たくのしかかってくる。 |
|
| | |
珍しい蝶が棲む雑木林は今のところ無事? |
姉の家に寄る。脇の畑でモンシロチョウを見つけた。10数頭の羽化直態、あまり舞うことなく地面に止っていた。すでに羽化しているだろうが、モンキチョウやミヤマセセリの姿は見かけなかった。 |
|
| | |
今年初見となったモンシロチョウ |
野菜や苺をいただき、その上の姉宅に回る。天気予報通り小粒の雨が落ちてきた。こちらの姉は4月16日に渡伊する。戻ったら“バーバは海を渡る”の編集を頼まれる。行ったことのない場所を手探りで編集することになる。 |
|
| | |
どんよりとした烏帽子岳(姉宅より) | | 小雨が降り出した千曲川(坂城町) |
帰途、千曲市で人と会う。話に夢中になり帰宅したのは21時を回っていた。雨だれの音が聞こえてくる。本降りになったようだ。これで雪解けが加速する。 |
|
明日は年度末、労働行政の一角を担う仕事も最終年度になる。さて、どんな人に出会うのかと考えると楽しみだ。 |
|
来週の末はヒメギフチョウに出会うことが出来るだろうか。今日のモンシロチョウでの撮影テストはピンボケばかりで失敗だ。白はピントが合せ難い。 |
|