このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


姫川支流(長野県白馬村); 春が北アルプスを駆け上がる

− 2008.05.06(火) 快晴 −

 昨日は雨のため白馬行きはお休みにした。雨の翌朝を狙って7時過ぎに家を出る。今日はどんな出会いが待っているだろうか・・・・。
一昨日はここで引き返した管理路の路肩が谷に崩れ落ちていた
 デジ一眼はしばらくお休みになりそうだ。義兄から頂いたと思っていたが、昨日「実はあげる機種を間違えた」と言われた。
管理路の法面が崩れ落ちていた管理路の法面が崩れ落ちていた
 交換レンズを購入しているのでボディだけでも買わなきゃならない。機能不足を感じているのでワンランク上級機種が欲しいが記録媒体の互換性がない。
管理路の法面が崩れ落ちていた管理路が雪で埋まっていた
 一昨日引き返した地点の奥地に足を踏み込む。雪崩が路肩を谷に崩し落としていた。その奥地も山肌が5ケ所ほど崩れ落ち危険な状態になっていた。随所にあるカタクリ群生地は咲き始めといったところである。
 管理路にこれほど残雪があるときに来たのは初めてだ。融けた雪の間からフキノトウが顔を出していた。他にカタクリとイチゲそれにスミレが咲いていた。
 ここの標高は約1200m。雪が融けカタクリが咲き乱れている。まさに“春が北アルプスを駆け上がる”との表現がピッタリだ。
水面に写る逆さ北アルプススキーで滑り降りた跡が残っていた
 雪に押しつぶされた小枝が雪融けに合わせあちこちではじけている。今日は気温がだいぶ上がっている。この分だと1週間程度で残雪はなくなるであろう。
行き止まりの左手の沢行き止まりの右手の沢
 所々にある山桜が映えて綺麗だ。2年ほど前に来たとき岩雪崩が落雷の如き響きをとどろかしていたのを思い出した。
 12時15分、昼食にする。今年は管理路が崩れ落ちているので工事車両は入ってこないであろう。一昨年同様に橋は架からないだろう。
サカハチチョウ(管理路で)ミヤマカラスアゲハ(白馬で)
 サカハチチョウが飛んでいるのに気付いた。ミヤマカラスアゲハは下山してから白馬村の別荘地内で撮影したものである。
 岐路、一番上の左写真の河原にスキーを担いだ夫婦がいた。左手の斜面を滑降して来たに違いない。いつ雪崩が起きてもおかしくない状態なのに・・・・。
 数日前に小川村で熊が出没したとか・・・・。鈴を付けていたが管理路のカーブに差し掛かると大声を上げ歌った。音痴さに熊もビックリするであろう。
 今日はギフチョウ撮影でなくトレッキングが目的であった。最初に別荘地に顔を出し、下山してからも立ち寄ってみた。
 今日は周囲の状況まで写し込んだ画像を掲載する。300mmで離れたところから撮影したものばかりである。トレッキングが目的と言っても撮影もキッチリした。
本日のギフチョウ
 今日で今シーズンのギフチョウ撮影は最後になろう。今度の土曜は研修、来週は仙台出張と日曜登山だ。そうこうしているうちにクモツキのシーズンになる。
本日のギフチョウ
 クモツキは一眼レフで撮影したい。それまで義兄から借用するか、あるいは買うか迷っている。180mmマクロも欲しい。
本日のギフチョウ
 岐路に再び別荘地に寄ってみた。県外から撮影に来られた方々は家路に着かれたようでポイントは閑散としていた。
 2頭のギフチョウが新鮮なカタクリに吸蜜に訪れるものの藪の中ということもあり周り込もうとすると飛び去ってしまう。
 2つ上の左写真は午前中に撮影したものである。人家の庭先で住人が庭に出ていたので道路から300mmで辛うじて撮ったものである。

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