このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


特別展示室(長野県白馬村); 北アルプスの妖精との戯れ

− 2008.06.08(日) 晴 −

 昨日は5名での撮影会が催されたようだ。モデルはメスが1頭、ほんの一時だけだったようだ。私は職場から恨めしく青空を仰ぐのみ・・・・。
舞い上がった瞬間かな? 画像 Clickホワイトバランス崩れも良いもんだ
 天気予報では曇り、夕方から雨とのこと。雨でも強いヒメシジミを皮切りに大北地方を北から順次南下する予定にしていた。
吸蜜時間は極僅か300mmズームだときつい 画像 Click
 8時に家を出る。中条村まで来たところで“みそら野の住人さん”からメールが入った。多分、後を追うようになるだろうと返信する。
スミレは地べたなので・・・・精一杯のポーズ
 小川村の北アルプスビュースポットを走り抜ける。ぼんやりとはしているものの鹿島槍の全容が見える。走る車の影が・・・・薄日ではあるが陽射しが出てきた。
 “みそら野の住人さん”に「数パーセントの可能性に賭け白馬まで行ってみます」とメールを送る。白馬から北アルプスを見上げると低い位置にあるガスが厚い雲に見える。遠くから眺めると上空が青空で、ガスは時間とともに消えていくのが分かる。
光線の透けが何ともいえないあぁ〜あ マクロが欲しい
 9時過ぎに駐車場に着く。足取りは軽い。現着10時15分。先客は渓流釣りを楽しむ男性2人。撮影者は勿論、採集者も居ない絶好のコンディション。
買うとしたら・・・・180mmマクロタムロン 18-250mmはマクロ? 画像 Click
 まもなくして釣人が帰る。寂しいくらい静かだ。10時45分、初飛来、後は20分前後の間隔で優雅な舞いを見せてくれる。
50mmの差だが300mmを使ってしまうこんなのをマクロで撮ってみたい
 北アルプスの頂きが雲で隠れてきたので13時30分に撤収となる。今迄にないくらい楽しめた。もともと予定外の行動、タウンシューズなので足が痛む。
おぉ〜い 待てよぉ〜 画像 Clickよっし 追い越した 画像 Click
 一人での撮影、ハタザオの前に座り込んで北アルプスの妖精と話込む。うちのビッチャン(猫)と同じで足元にまとわりつく。あまりの近くで撮影出来ず。
飽きてきての遊び・・・・吸蜜個体を連写で・・・・ 画像 Click
 話を終え帰路に着く、2年前と同じく200m以上付いて来る。またね・・・・元気で・・・・。北アルプスの妖精は高く舞い上がり戻っていく。大きく手を振って別れる。
 密猟者よ、このような優しい心に入れ替えてくれ。ネットで捕獲し標本箱に虫ピンで刺してニヤニヤするな。何か“コレクター”という映画を思い出す。
これも一応飛翔なんですが・・・・ホワイトバランスが悪い
 今日は何故かピンが合い難くかった。全体の7割ぐらいがゴミ箱行きになった。でも目の保養、心の洗浄が出来て最高の一日だった。ありがとう。
 今シーズンのクモツキは、昨年の記録からみても本日がラストチャンスになったようだ。そういえば、一昨年も見送ってくれたのが最後になった。
 密猟者にとって目の毒になる浪漫紀行なので掲載を保留にしていた。ここにきて掲載したのは今シーズンのクモツキ発生が終えたからである。

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