このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


奥会津(福島県奥会津); 奥会津の妖精を尋ねて

− 2008.07.12(土) 晴 −

 鬼怒川温泉ホテルから一行を乗せた観光バスが8時30分に出発する。一足先に500mほど離れた駐車場に車をとりに行くと、マイカーにウラキンシジミが止っていた。
フロントガラスに何やら・・・・斜面の立ち木に移ったウラキンシジミ
 日塩もみじラインを抜け“もみじ谷大吊橋”で休憩し千本松牧場(那須塩原市)へと向かう。昼食のバイキングを頂き13時にT社の皆様とお別れをする。
擦れてはいるが損傷の少ない個体
 一路、奥会津に向かう。現着15時30分、ラーメンを頂いた後でTさんに挨拶をする。一昨日、昨日と強い雨が降ったので少ないのではとおっしゃる。
 ご案内頂いたヒメジオンが咲く草地で目を皿にして探索するも飛来せず。しばらくして他のポイントに移動する。16時30分、数頭が占有行動をとり始めた。
止った瞬間で開翅してしまう
 今シーズンの最終発生。連日の強い雨のため麟粉が擦れている。西陽に当り止るとすぐに開翅してしまう。
 レモンイエローの新鮮さがなく残念だが生まれて初めて見るキマルリに感動する。今シーズンの発生は多かったようだ。やはりピークは6月末頃のようだ。
本日で最も新鮮なメスの個体
 比較的新鮮なメスが飛来した。テリを張るので中央位置に陣取ると1m強の範囲に止ってくれる。少し離れたTさんが「後ろ」「左」「右」と言ってくださる。
黄昏色に染まるキマルリ
 1時間強の撮影、17時を回る。ゆっくり満足いくまで撮影するといいと言い残しTさんは寄り合いに出るとのことで戻られた。
夕暮れを迎える只見川
 早朝撮影とも考え寝袋を持って来た。キマルリが飛ぶのは15時〜17時だという。一通り撮影できたので帰路につくことにした。
 只見川から昇る水蒸気が幻想的な景観を創り出している。会津坂下と小出を結ぶR252は今回で3回目になる。通行車両が少なく寂しい山岳道路という記憶が強い。
 峠頂を通過したのは18時50分、田子倉湖が眼下に見える。小出からR17号を南下、浦佐から山越えでR117に抜ける際に迷った。
 家に着いたのは22時30分、奥会津から約7時間走った。明日は一日儲けたので浅間山に行ってみようと思う。おにぎりを作ってもらう約束をし就寝する。.

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