このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


白馬山麓(長野県白馬村); 遅かったゴマシジミ

− 2008.08.03(日) 快晴 −

 6時過ぎに家を出て白馬に向かう。目的は2つ・・・・オナガシジミとゴマシジミの撮影である。余力があったら安曇野方面に南下してみる予定だ。
ミヤマシジミ (♂)ミヤマシジミ (♀)
 犀川緑地にあるコムラサキの森に寄る。オニグルミ群落にオナガシジミが棲息しているとのことだが気配すら感じられない。
ゴマシジミ
 みそらの野住人さんに教えて頂いたポイントに寄る。釣竿で叩くと1頭のオナガシジミが落ちてきた。あれこれポジションを変えている間に逃げられてしまった。
ゴマシジミ
 黒菱展望道路から八方尾根に向かう。第3ペアリフトが稼動していないのは、どうした事だろうか。やむなく八方尾根自然研究路の登山口からリフト沿いに登る。
 黒菱平まで30分強、けっこうキツイ登りだ。白馬八方口からのリフトから絶え間なく観光客が押し出されてくる。乗り継ぎリフトで八方池まで行くのだろうか。
 温度が上がってきたのかゴマシジミが飛んでいるのが見える。石に腰を下ろし動向を眺める。なかなか止ってくれない。
コヒョウモンフタスジチョウ
 コメツツジにはコヒョウモンやフタスジチョウ、ヒメシジミも吸蜜に来ていた。カライトソウは硬い蕾だ。今年は発生が早かったのか擦れた個体が多い。
ヒメシジミ (まだ新鮮な個体がいた)
 今までは大型のメスばかりだったが小型のオスがいた。満足とまではいかないまでもそれなりに撮影出来たので下山する。
ベニヒカゲ(この1個体だけ;発生初期)
 黒菱平からはリフトが動いていないので車道を下るか自然研究路を下るか決めかねていたが何かありそうなので登りに使った自然研究路を選んだ。
 下山を始めてまもなく真っ黒な蝶が目の前を横切った。羽化直のベニヒカゲだ。今日出会ったのはこの個体のみである。
 湧き水を汲み塩の道を南下する。クロツのポイントによるが姿なし。山越えで信州新町に出る。七二会で笹おやきを買って16時頃に帰宅する。
 15〜17日は車での仙台出張なので来週はフライング気味になる覚悟で以前から行ってみたいと思っていた今シーズン最後の撮影紀行を決行したい。

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