このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

奥会津福島県奥会津夕暮れに見る妖精の饗宴
− 2009.06.27(土) 晴 −
 昨年の7月12日、仕事帰りに立ち寄った奥会津。旬を過ぎ擦れた個体しか見ることが出来なかった。綺麗な個体を撮りたいとTさんにメールで状況を伺う。
ゼフ3号 チョウセンアカシジミ
 キマルリに併せチョウアカも、そんな贅沢な希望を伝えたところ、両種の間に1週間以上の間が開くとのこと。ところがTさんのHPにチョウアカ健在とのニュースが掲載された。
チョウセンアカシジミ
 奥会津へのコースは、飯山→魚沼→六十里越→奥会津。家を7時15分に出て、途中の休憩と探索を入れ現着は14時少し前であった。(7時間弱)
チョウセンアカシジミホソオチョウ(おまけ)
 到着すると、世間は狭いもので“蝶の玉手箱のSさん”ご一行がおられた。お食事中のTさんにご挨拶しチョウセンアカシジミの撮影をさせて頂いた。
 約10名の撮影者はTさんにご案内頂き桐の古木がある空き地へ。14時を回った頃、待望の1頭が草むらから這い上がってきた。
 熱中症になるのではと思うほどに暑い。それに飲料水を車に置いてきてしまった。一旦戻り、チョウアカを再撮影し戻る。16時近くなると何頭もが占有行動をとりはじめた。オートフォーカスが追従しないのでマニュアルで撮る。
ゼフ4号 キマダラルリツバメ
 16時半、クライマックスが訪れる。静かに撮影したく大勢での撮影場所から離れる。3〜4頭がテリを張っている。夕暮れが迫る中で今日の陽射しを満喫しようと一斉に開翅してくれた。
キマダラルリツバメ
 ヒメジオンも咲いていたが、吸蜜シーンの撮影はあまり気にいったものではなかった。若干擦れてはいたが撮影紀行に満足することが出来た。
キマダラルリツバメ
 撮影地から車に戻ると、チョウセンアカシジミが食樹のトリネコの周りを飛んでいた。冷たいジュースを飲み干し、17時10分に家路につく。
 往路を引き返し22時少し前に帰宅する。復路は寄り道もしなかったので4時間半強で走り切った。往復500km、写真と撮影話を肴に妻と祝杯をあげた。
 翌日曜に紀行文を書いている。どんよりとした天気、休息にはもってこいだ。夕暮れに見たチョウアカ&キマルリの饗宴の余韻がまだ残っている。(キマルリの画像を6/30に入替)
Midi 清い流れ  蝶と里山の浪漫紀行

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