このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ゼフ不調長野県大北地域そう簡単には撮らせぬぞ
− 2009.07.12(日) 曇/雨 −
 ゼフは関心の薄い蝶であったが今シーズンは真面目に撮影してみようと思っていた。それを読まれてしまったのか梅雨空が続き未だにチャンスがない。
クロシジミ
 天気予報は良くはないがいけそうなので6時現着予定で就寝、そのつもりで起床するも気分が優れない空模様。梅雨のようにぐずついていたら7時を回ってしまった。
ミヤマシジミ(♂)の開翅ミヤマシジミ(♀)の開翅
 ゼフを叩き出そうと長竿を振り回すも全く姿を見せない。長靴を履いてはいたがズボンはびしょ濡れ、そのうちに長竿が伸びなくなってしまった。
ミヤマシジミ(♂)ミヤマシジミ(♀)
 いくら叩いてもダメなものはダメ・・・・場所を変えよう。移動先では叩き出すのは止めて下草を見て回る。半乾のズボンも再びびしょ濡れになってしまった。
 ウラジロミドリシジミらしきものが3頭舞い上がったが止まらずにカシワの梢に。結局のところワンカットも撮れずに退散となった。
 ゼフを撮りに来て何も撮れず。これ即ち“ゼフ(絶)不調”・・・・時々雨も降るしやり切れない。これじゃ帰れないとクロシジミを撮り南下することにした。
ツメレンゲに来ていたツバメシジミ
 今度の週末は仙台出張、海の日は妻を誘って湯の丸高原へ。そうなると今シーズンのゼフ撮影の機会はないことになる。
クロツバメシジミ
 ところで、左下はスジグロチャバネセセリで良いはずだが、当種は絶滅危惧Ⅱ類に指定されているはずなのに普通に飛んでいていいのだろうか?
スジグロチャバネセセリホシミスジ
 今シーズン、180mmマクロを投入したのに納得の一枚が未だに撮れていない。生息地を知っていて発生しているのも分かっている。それなのに撮れない。
 行けば撮れると思っていたが、こうまで難しいものだと思い知らされた一日であった。月末に発生するオナガシジミぐらいは仕留めてみたいものだ。
 15時前に帰宅したのでキャンプの準備、今日は保存食の買出しをした。荷物の重さでどうしたものかと眺めながら浪漫紀行を書いている。
蝶と里山の浪漫紀行

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