| B747SR−100
B747SRは、B747のショート・レンジ(短距離型)という意味である。そもそもB747型機は長距離である国際線で活躍するように設計された機材である。それを日本の国内線のように短距離路線でも効率よく飛べるように改良したのがSR機である。
ANAは1978年にこのB747SR機を導入した。
モデルは懐かしの「モヒカンルック」
レジ番号 JA8133
エフトイズ・コンフェクト製 |
| B747SR−100
ANAのB747SR導入は1978年である。B747は世界中で「ジャンボジェット」の愛称で親しまれているが、ANAのB747SRには「スーパージャンボ」の愛称がつけられた。17機を導入したANAは国内幹線網を充実させた。1990年代に入ると後継機のB747−400やB777などが導入されるようになりB747SRと交代していった。そして最後の1機だったレジ番号JA8157も2006年3月10日の鹿児島−羽田間のラストフライトを終えて退役していった。
モデルは最後の1機となったレジ番号JA8157。機首には退役する際の記念ペイントを再現している。
エフトイズ・コンフェクト製 |
| A320
エアバスA320は、ヨーロッパ各国が共同で設立したエアバス社が開発した最初の小型機である。最大の特色は操縦システムに電子化されたFBW(フライ・バイ・ワイヤ)を採用していることで、操縦輪がサイドスティックに置き換わっている。そのため効率よく性能を引き出すことが出来る。
ANAはB737−200型の後継機として1991年から就航している。
レジ番号 JA8382
エフトイズ・コンフェクト製 |
| B737−700
B777の新技術を惜しみなく投入して、B737シリーズを近代化した最新鋭のハイテク機シリーズてある。主翼や尾翼を大型化し、主翼端にウイングレットを装備して燃費を向上させることが出来るほか、燃料容量の増加もあって長距離飛行が可能になった。名前はB737のままだが外観はともかく、内容はほとんど別の機体である。
モデルは導入3号機のトリトンブルー塗装
レジ番号 JA03AN
エフトイズ・コンフェクト製
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| B737−700
ANAが日本で最初にB737を導入したのは1969年である。このときのB737は第1世代の200型であった。1992年には全機が退役している。後継機にはエアバスA320となったが、さらにその後継機として選ばれたのが第3世代のB737ー700、通称737ネクストジェネレーションである。導入1号機と2号機は胴体と尾翼の帯を通常のブルーではなく濃淡の金色に塗り分け「ゴールドジェット」という愛称で就航させた。
レジ番号 JA01AN
エフトイズ・コンフェクト製
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| YS−11
1962年に初飛行したYS−11は唯一の国産旅客機で、ターボプロップエンジン方式の双発旅客機である。特色は1200mという短い滑走路で離着陸ができることである。
1964年にはANAにリースされていた2号機が東京オリンピックの聖火を全国に空輸した。ANAのYS−11の機首に「オリンピア」という愛称があるのはこうした理由からである。
ANAのYS−11は1965年に導入されてから1991年に退役するまで活躍した。(エアーニッポンのYS−11は2003年退役)
モデルはモヒカンルック1番機となったレジ番号 JA8744
エフトイズ・コンフェクト製
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| YS−11
YS-11は、安全性や経済性も含め性能面では非常に優れた機体である。特に機体の頑丈さには定評がある。
日本では日本国内航空・東亜航空、全日空、南西航空(現日本トランスオーシャン航空)がYS-11を導入し、各社でローカル線や深夜便の主力機材として活躍した。
また、海上保安庁・運輸省航空局(現国土交通省航空局)や自衛隊でも導入され、捜索救難や飛行検査をはじめとする様々なミッションをしっかりとこなし続けている。
モデルはANAで最後まで活躍した貨客混裁のYS−11。
レジ番号 JA8756
エフトイズ・コンフェクト製 |
| A320
ANAグループのエアーニッポンは1992年にA320を4機導入した。ANAのA320とは共用運用されている。
モデルのレジ番号JA8387はエアーニッポン導入1号機。
エフトイズ・コンフェクト製
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