このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

一茶の句碑



月朧よき門さぐり当てたるぞ

松山市上難波に上難波公民館がある。

江戸時代の著名な俳人小林一茶は寛政7年(1795年)伊予路に来遊し、1月12日行きくれて、さまよい歩くうち、高橋五井に温かく迎えられて一夜を過ごした。その時に詠んだ句

   月朧よき門さぐり当てたるぞ

五井は高橋伝右衛門の号で俳諧を好み温情豊かな人であった。

上難波公民館の前に高橋邸がある。


百歩ほどにして五井を尋当て、やすやすと宿りて、

   月朧よき門探り当たるぞ


高橋邸に小林一茶の句碑があった。


月朧よき門探り當留楚
(つきおぼろよきかどさぐりあてたるぞ)

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