このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芥川龍之介ゆかりの地

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芥川龍之介文学碑〜『杜子春』〜

 JR総武線両国駅東口を出て案内図を見ると、両国小学校に芥川龍之介の文学碑があると書いてあったので、行ってみた。


芥川龍之介文学碑


 「——お前はもう仙人になりたいといふ望(のぞみ)も持つてゐまい。大金持になることは、元より愛想がつきた筈だ。ではお前はこれから後、何になつたら好いと思ふな。」 「何になつても、人間らしい、正直な暮しをするつもりです。」  杜子春の聲には今までにない晴れ晴れした調子が罩(こも)つてゐました。

「杜子春」より

芥川龍之介の文学碑の脇に錨があった。


(いかり)の由来

 この錨は日露戦争(1904年〜1905年)で活躍した日本海軍の駆逐艦「不知火(しらぬい)」のものである。

 両国1丁目の鉄工業岡田商事(旧岡田菊次郎商会)が軍艦解体工事で得たのを昭和初年に江東(両国)小学校に寄贈したものである。

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