このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

北原白秋文学碑


国道135号沿いの川口公園に「伊東音頭」の碑があるというので、行ってみた。


伊東音頭


伊東湯どころ
ひがしの海に ヨホホイ
朝はゆららと
潮にゆららと 日が昇る

ざぶらん らんてば 浪の音
とろろん とんてば お湯の音
山では椎茸 蜜柑にたちばな
トノホイノ ホイホイ

沖の初島
水仙島よ
島の女神は
花の女神は初木姫

 北原白秋は伊東出身の木下杢太郎と同じ明治18年(1885年)生まれ。明治40年(1907年)7月28日から8月27日まで、与謝野寛、北原白秋、木下杢太郎、吉井勇、平野万里の5人で九州西部を中心に約1ヶ月の旅している。

 白秋はしばしば 杢太郎の生家 を訪れただけでなく、伊東には長く滞在していたこともある。昭和2年(1927年)に白秋が静岡民謡「ちゃっきり節」を作詩したことを知った杢太郎の兄・太田賢次郎(2代目伊東市長)は、白秋に伊東の民謡を作るように頼んだ。昭和4年(1929年)初春のことである。

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