このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

旅のあれこれ文 学


尾崎放哉ゆかりの地

 明治18年(1885年)、父信三・母なかの次男として鳥取県に生まれる。

 明治42年(1909年)、東京大学を卒業後生命保険会社に就職。

 大正12年(1923年)、京都の一灯園で托鉢生活に入る。

 大正13年(1924年)6月、 須磨寺 大師堂の堂守となる。

 大正14年(1925年)5月、小浜 常高寺 の寺男となる。

 大正15年(1926年)4月7日、 西光寺 奥之院南郷庵にて没す。

浪音淋しく三味や免させて居る

常高寺(福井県小浜市)

こんなよい月をひとりで見て寝る

須磨寺(兵庫県神戸市)

眼の前魚がとんで見せる
  島の夕陽に来て居る

土庄港緑地公園(香川県小豆郡土庄町)

咳をしても一人
  放哉
その松の木のゆふ風ふきだした
  山頭火

西光寺(香川県小豆郡土庄町)

障子あけて置く海も暮れきる


いれものがない両手でうける


翌は元日がくる仏とわたくし
   放哉
為ることはこれ松の葉を掃く
   井泉水


尾崎放哉記念館(香川県小豆郡土庄町)

翌ハ元日がくる佛とわたくし
   
お寺の秋は大松のふたまた

   


宗林寺(香川県さぬき市)

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