このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
|
伊藤左千夫の歌碑
牛飼かうたよむ時に世の中の
|
|
あらたしき歌おほひに起る
|
山武市雨坪の高台に日向小学校がある。
日向小学校の校庭に伊藤左千夫
の歌碑があった。
牛飼かうたよむ時に世の中のあらたしき歌おほひに起る
碑 陰
郷土の歌人を敬慕する念に於て之を建つ
左千夫翁五十回忌 日源中学校
碑の前に「建碑の由来」が書かれている。
建碑の由来
この伊藤左千夫の歌碑は小さな碑(いしぶみ)ですが、先生の郷里である千葉県で最初に建てられたものです。
碑陰にも記されているように、この歌碑は、郷土の先人を深く思うことが真の学風を興すとの理念と確信にもとづき指導した教師達と地域の熱い連帯の中で、生徒会を中心とした廃品回収等で得られた資金により建立されました。
碑の歌は、詩人草野心平先生の推薦による左千夫の和歌開眼の趣きのある一首で、文字は左千夫と心交のあった山武町埴谷の蕨橿堂家に残されていた扇面の真筆を模して刻まれました。碑身は根府川石。台石は花崗岩で、刻者は遠山松太郎氏(東金市)です。
除幕式は昭和37年7月30日(左千夫五十回忌)、五女由伎(よしえ)さんの臨席を得て行われ、祝辞をピアニストの深澤亮子氏(東金市)よりいただきました。
平成14年7月30日
山武町立日源中学校 昭和37年度卒業生一同
昭和42年(1967年)、山武町学校組合立日源中学校は睦岡中と統合し、山武町立山武中学校となる。
昭和44年(1969年)4月、日向小学校は旧山武中学校日源校舎に移転。
平成18年(2006年)3月27日、山武町は成東町、松尾町、蓮沼村と合併して山武市となった。
伊藤左千夫の歌碑
に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
|