このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
石川啄木ゆかりの地
北風に立つ少年啄木像
盛岡市大通2町目に「丸藤」がある。
「丸藤」の前に「北風に立つ少年啄木像」があった。
昭和52年(1977年)9月29日、丸藤創立者古希を祝い建之。本田貴侶作。
昭和18年(1943年)、本田貴侶
(たかとも)
は熊本県に生まれる。
埼玉大学名誉教授。さいたま市在住。
昔この辺りは
不来方城
菜園の跡地である。
中学生の頃の啄木にとって、この畦道と城址は詩情の泉であった。
与謝野鉄幹、晶子
夫妻の魅力にひかれ、希望に胸ふくらませて、はげしい北風に立ち向かう彼の姿である。
台座に啄木の歌が刻まれていた。
新しき明日の来るを信ずといふ
自分の言葉に
嘘はなけれど
『悲しき玩具』収録の歌。
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