このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

石川啄木ゆかりの地


JR八戸駅東口

JR八戸駅東口を出て信号を渡る。


明治24年(1891年)9月1日、尻内駅開業。

北側の歩道に「石川啄木投宿の地記念碑」があった。


 上京に先立ちてしばらく蝦夷が嶋辺の北海の月に泣かんとし、生は今日午後草庵をいでて鉄車一駆今宵はここ尻内の旅やかたに北遊第一夜の夢を結ばんとす。明日は津軽海峡をこえて後志が国に入らむ。

 起き出づれバ、暁近く庭面せの猶月色を浴びて氷れるが如きにつくづくひとり、旅の哀れを感じつつ、朝餉もそこそこにすまし、四時四十分尻内を発しぬ。

   明治三十七年九月二十八日

尻内駅前旅館投宿 石川啄木

 友人の「前田林外」に宛てた書簡の一節だそうだ。「後志国」(しりべしのくに)は北海道11ヵ国の1つ。ここでは 小樽

昭和46年(1971年)4月1日、八戸駅に改称。

平成15年(2003年)1月20日、記念碑建立。

石川啄木ゆかりの地 に戻る


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください