このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
此あたり目に見ゆるものミな涼し
鴨川市北風原
(ならいはら)
の県道34号鴨川保田線(長狭街道)沿いに安国寺という寺がある。
佛日山安国寺
曹洞宗
の寺である。
本堂左手の観音堂の脇に芭蕉の句碑があった。
此あたり目に見ゆるものミな涼し
出典は
『風俗文選』
。
『笈日記』
には「
目に見ゆるものは
」とある。
貞亨5年(1688年)6月8日、『笈の小文』の旅の帰路、岐阜の油商賀島善右衛門の別邸に招かれた際に詠まれた句。
天保7年(1836年)6月、二世武橘菴橘叟建立。
二世武橘菴橘叟は磯村(鴨川市)の医師尾崎太玄。日々房鳥周。
天保11年(1840年)3月、
仁右衛門島
に芭蕉句碑を建立。
嘉永4年(1851年)、82歳で没。
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