このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
観音の甍みやりつ花の雲
匝瑳市亀崎に正福寺という寺がある。
正福寺とはいっても観音堂が残るばかりである。
石段の手前に句碑があった。
紫の筑後おろしやみねの雲
「青松庵龍林」とあるが、建立年などは不明。
石段の上に芭蕉の句碑があった。
観音の甍みやりつ花の雲
出典は『末若葉』(
其角
編)。
貞亨3年(1686年)、芭蕉43歳の時の句。
寛政7年(1795年)、梅朝・梅里建立。
梅朝の句
汐汲の松にふり向く時雨かな
半分は秋となりけりとふからし
『揺松集』
匝瑳市で最も古い芭蕉の句碑である。
芭蕉の句碑
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