このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


御命講や油のやうな酒五升

富士市伝法に「かんかん堂」がある。


「かんかん堂」とは言っても、お堂は残っていない。

大きな題目碑が並んでいる。

3つ並んでいる真ん中の題目碑を小石でたたいたり、小石を投げつけたりすると、不思議なことにこの碑だけが、カンカンという金属的な音を立てました。そんなことから、地域の人に「かんかん堂」と呼ばれ、親しまれています。

「かんかん堂」に芭蕉の句碑があった。


御命講や油のやうな酒五升

出典は 『芭蕉庵小文庫』

文政9年(1826年)、伝法村の後藤惟善が法華経を信仰し、このカンカン堂の地に草庵(禅入庵)を構えたとき、建立されたもので、句は俳人芭蕉49才、元禄5年(1692年)の作と伝える。

富士市教育委員会

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