このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
道の辺の木槿は馬にくはれけり
由利本荘市前郷字寺ノ下に
慶祥寺
(HP)がある。
慶祥寺
曹洞宗
の寺である。
開基は由利仲八郎政春の姉慶祥比丘尼。もと正和年中(1312〜)、米山栗山に庵を設けて慶祥庵と称した。のちに由利氏の後裔滝川兵庫頭政道が滝沢館城を築くにあたり、城下町をつくるため現地前郷文殊屋敷に慶長13年(1608年)に移した。慶祥比丘尼は延慶3年(1309年)死亡。命日は5月15日。
山門の右手に芭蕉の句碑があった。
芭蕉翁
道の辺の木槿は馬にくはれけり
出典は
『野ざらし紀行』
。
貞享元年(1684年)秋、大井川を越えて詠まれた句。
由利高原鉄道鳥海山ろく線曲沢駅に向かう。
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