このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


うらやまし浮世の北の山ざくら

金沢市神谷内町に野蛟神社がある。


野蛟神社


延喜式内社 である。

社殿の手前左手に芭蕉の句碑があった。


うらやまし浮世の北の山ざくら

『北の山』 (句空編)巻頭に収録。

うらやましうき世の北の山桜
   翁

   雪消えしまふ細ね大根
   句空

元禄5年(1692年)1月16日、金沢の門人 句空 に贈った句。

「浮世の北」は金沢、「山桜」は句空。

宝暦12年(1762年)、 高桑蘭更 建立。

もとは北陸街道のわきにあったものを明治初年頃ここに移したそうだ。

 宝暦13年(1763年)、高桑蘭更は野蛟神社に芭蕉七十回忌を修し、『花の故事(ふるごと)』を刊行。

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