このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
木のもとに汁も膾もさくらかな
香取市沢に真浄寺という寺がある。
蓮華山真浄寺
奈良時代に鑑真和尚が開いたと伝えられている。
天文5年(1740年)、本堂再建。
日蓮宗
の寺である。
枝垂れ桜の下に芭蕉の句碑があった。
花下大明神碑
木のもとに汁も膾もさくらかな
元禄3年(1690年)3月2日、伊賀上野風麦亭の歌仙の発句。
『ひさご』(珍碩編)冒頭の発句である。
天保14年(1843年)、芭蕉百五十回忌に
田川鳳郎
は二条家に請願し、芭蕉に「花本大明神」の号が贈られた。
明治2年(1869年)3月、建立。
碑の裏に3人の句が刻まれている。
いく霜にたつやさくらのみや柱
古人 仙華翁
年のよるほとおもしろき櫻かな
吉祥庵萬丸
けふよりや花もにほひの常しなへ
麻衣山人梅守
「麻衣山人」は
木啄庵茂蘭
の別号。
右側面に多数の俳人名が刻まれているが、その中に「
百月庵汎翠
」、「止々園桂月」、「
声画庵旭斎
」の名が見えるようだ。
芭蕉の句碑
に戻る
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください