このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
木かくれて茶摘も聞やほとゝきす
喜多方市惣座宮の国道459号沿いに岩田薬局がある。
岩田薬局の西側の民家に芭蕉の句碑があった。
木かくれて茶摘も聞やほとゝきす
出典は
『炭俵』
(野坡・孤屋・利牛共編)。
元禄7年(1694年)夏、深川の
芭蕉庵
で詠まれた句とされる。
明治18年(1985年)6月、小荒井暢月建立。豊島松圃書。
暢月君は風雅の好人にしてこたび庭前に祖翁の碑を営み永くこの里に不朽の霊を祭り侍るに師走の五日賀宴の席にまかりやつがれ一句を神前へ備ふ
末永く苔の花さく茶塚かな 四雲
四雲は小荒井山三郎。
螢塚
の建立にも携わっている。
暢月は関柴村(現:喜多方市)の人。家業は染物屋。四雲・松圃に誹諧を学ぶ。家業を捨てて喜多方新道に茶舗を営む。
明治21年(1988年)、磐梯山麓で測量中、噴火の犠牲となった。64歳であった。
芭蕉の句碑
に戻る。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください