このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
芭蕉の句碑
〜愛知〜
疑ふな潮の花も浦の春
半田市有楽町に鳥出観音がある。
観音堂
浄土宗
西山派の寺である。
本尊の十一面観世音菩薩立像は半田市指定有形文化財。
観音堂の手前左手に芭蕉の句碑があった。
疑ふな潮の花も浦の春
出典は
『いつを昔』
(其角編)。
元禄2年(1689年)春、芭蕉46歳の句。
文化7年(1810年)6月12日、東浦連中建立。
鳥出観音芭蕉翁句碑記
芭叟 俳諧歌に名あり、邑人嘗て其風を欽仰し、力を戮せ心を一にし、主僧と共に謀りて之が碑を立てんとし、其詠ずるところを石に刻り、以て追慕の情を寓す
疑ふな汐の花も浦の春 はせを
背に「文化七年庚午之夏六月十二日 東浦連中建 曽江・花実坊・雅潜」
『諸国翁墳記』
に「
□□□ 尾州成岩観音寺境内
ニ
アリ 東浦菴連中建之
催主
花實坊
」とある。
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〜愛知〜
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