芭蕉の句碑


うたかふな潮の花も浦の春

高鍋町蛟口浦の小丸川河口に鵜戸神社がある。


　鵜戸（うど）は神武天皇ご東遷の際御駐輦された所として顕彰されているそうだ。

参道の右手に芭蕉の句碑があった。


うたかふな潮の花も浦の春

出典は 『いつを昔』 （其角編）。

元禄２年（１６８９年）春、芭蕉４６歳の句。

「二見の図を拝み侍りて」と前書きがある。

「うたがふ」「潮」「浦」と頭韻を踏む。

鵜戸神社


　古来、鵜葺草葺不合尊（うがやふきあえずのみこと）御上陸の旧地に社殿を建設したと伝称する。鵜葺草葺不合尊は神武天皇の御父君である。

　景行天皇熊襲征伐の際、海陸安全、全戦勝祈願の為、天皇１２月１０月行幸あらせらると伝える。

小丸川河口


日豊本線の電車が走る。

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