このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


又たくひなからの川の鮎なます

岐阜市長良に神明神社がある。


神明神社


神明神社に芭蕉の句碑があった。


又たくひなからの川の鮎なます

出典は 『己が光』 。「美濃ゝ国にて辰のとし」と前書きがある。

「辰のとし」は「貞享五辰ノとし」

 貞享5年(1688年)、『笈の小文』の旅の帰路、岐阜の長良川で鵜飼を見て詠まれた句。

「又たくひ」は「またたく火」に掛けたものという。

  『笈日記』 (岐阜部)に「名にしあへる鵜飼といふものを見侍らむとて、暮かけていざなひ申されしに、人々稲葉山の木かげに席をまうけ、盃をあげて」と前書きがあり、「又やたぐひ」とする。

明治年間に小崎利準が建立。

小崎利準は岐阜県第3代知事。

長良川


金華山 が見える。

チャールズ・チャップリンは2度鵜飼見物に訪れているそうだ。

神明神社の隣接して「長良川観光ホテル石金」がある。

「長良川観光ホテル石金」の玄関にも同じ句が刻まれていた。


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