このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


古池や蛙飛こむ水の音

川俣町飯坂頭陀寺に頭陀寺という寺がある。


頭陀寺山門


延享4年(1747年)、建立。

山門の手前右手に芭蕉の句碑があった。


古池や蛙飛こむ水の音

出典は『蛙合』(仙化編)。

貞亨3年(1686年)春、 深川芭蕉庵 で詠まれた句。

鶏足山頭陀寺


曹洞宗 の寺である。

延徳2年(1490年)、栽松青牛(さいしょうせいぎゅう)和尚開山。

菅江真澄 は青牛和尚のことを書いている。

をなじ国伊達郡河股といふ処の頭陀寺の開山禅師は、世にことなる名なり。物胡夷(モッコエビスノ)三郎最勝青牛頭陀大和尚とて、此師、世にいまそかりけるときは、青きうし、かげのごとく随ひ奉れり。

『かたゐ袋』

頭陀寺回転輪蔵は町指定有形文化財。

輪蔵には鉄眼版の一切経全巻が納められている。この一切経は末寺の 仙林寺 (伊達市保原町)から贈られたものである。

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